山の斜面を横切るように進むと、 | ||
おや、登山道が見えるぞ。 | ||
これは堂平から天王寺尾根への登山道だ。 ここにつながっているのか。 | ||
登山道との出合には、立ち入り禁止(探検家を除く)の看板がある。 どうやら我が隊は、立ち入り禁止の道を逆から来たらしい。 | ||
いま歩いてきたこの道は、昔の登山道だろう。 堂平古道といったところだ。 (写真奥が、いま来た道) | ||
そして、現在の登山道を少し登ると、 | ||
また、立ち入り禁止(探検家フリー)の看板だ。 よし、ここまできたらこいつも調べて見よう。 | ||
先ほどの堂平古道とちがって明瞭な道だ。 ジグザグを繰り返しながら登っていく。 | ||
ダイナミックな木のアーチをくぐる。 | ||
上まで行くと、堂平沢の堰堤を一望できる。 目の前はスッパリと切れのいい崖っぷち。 下を覗き込む勇気はもちろんない。 |
下の堂平沢から見たこの場所。 (2007年12月) | |
やがて道は平坦になり、ブナ林の中を進んでいく。 | ||
そして広く開けた場所に出ると、道がそこで終っている。 | ||
先には急な斜面があり、 何かの調査のための施設がある。 | ||
そして斜面を登ってみると、 | ||
先ほどのモノレールのある広いところだ。 ぐるっと回ってまた元に戻ったことになる。 なんだかソンした気分だが、 ルートの行き着く先を確認できて満足だ。 | ||
ここで補給休憩。 さぁ、今来た道を戻るぞ。 | ||
急な斜面なので、危険がないよう 各自フリージグザグで下るように指示。 忠実にフリージグザグするアンヌ隊員。 | ||
管理道を下って、 | ||
登山道に到着。 | ||
数メートル登山道を下って、 | ||
先ほど来た堂平古道(キリヤマ命名)に入る。 | ||
しばらく進むと、見事な巨木を発見。 先ほど来たときには気がつかなかった。 | ||
その先を倒木がふさいでいる。 おや、この倒木は見覚えが無いぞ。 ということは、先ほどの見事な巨木も気がつかなかったのではなく、 見ていなかったのだ。これは道をはずしたらしい。 やばい、すぐに戻るぞ! | ||
しばらく戻ると、間違えた分岐はすぐに分かった。 不明瞭な道を通るときは、 わずかなミスでとんでもない方向に行ってしまう。 | ||
しばらく進むと、先ほど見た見覚えある倒木だ。 今度は間違えていない。 | ||
この古道は、道に沿って黄色の杭が立っている。 どうやらこの杭を見落とさなければ大丈夫なようだ。 | ||
不明瞭な道を拾いながら進んでいくと、 やがてモノレールを越える。 | ||
そしてさらに下って。 もう一度モノレールを越える。 | ||
さらにもう一度、越える。 道なりに下っていくと、 | ||
堂平の林道に到着。(15:00) | ||
ファンの声援(妄想)に応えるキリヤマ。 | ||
林道を少し下ったところに古い道しるべがある。 | ||
現在の登山道入口を右手に見ながら進む。 | ||
雨量計測小屋の脇に ワサビ沢出合への登山道入口がある。 | ||
しばらく急坂を下ると ワサビ沢出合に到着。 | ||
ここからは、塩水橋まで林道歩きだ。 弁天杉を眺めながら下っていく。 | ||
途中、川原でサックス演奏を恋人にささげる若者がいる。 曲名は、不朽の名曲「スターダスト」。 甘いメロディで彼女のハートをぐっと引き寄せたことだろう。 | ||
マイナー探検1号に到着。(16:20) |
・クモガフチ尾根は丹沢山から下山のときにエスケープルートとして使える。
ただ、この道を使うと天王寺尾根の自然を充分に堪能できないのが残念だ。
・堂平古道は踏み跡が不明瞭なので、ルートファインディングの訓練にもってこいだ。
古い道を踏みしめ、昔ここを通った人々の心に思いをはせるのもいい。