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オカラ沢出合から鍋割山に登頂だ(2)

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植林帯の中をジグザグに登っていく。

道が何度も登場したり、引っ込んだりを繰り返しながら、

とにかく尾根に向かって進んでいく。

それにしても、いたるところにペイント矢印がある。

尾根に到着。

そこに道は、まったくない。

あるのはキリヤマの愛と勇気だけだ。

道はなくとも、尾根はある。

とにかく、どんどん登っていく。

振り返るとマメ桜の合間から見える蛭ヶ岳。

しばしその雄大な姿に見とれる。

塔ノ岳も見える。

双眼鏡でのぞいてみると、おお、尊仏山荘も見えるぞ。

塔ノ岳山頂には、沢山の人が見える。今日も大盛況だ。

(双眼鏡を使って撮影)

さらに登っていく。

新しいタイプのテーピングがある。

こうしてつりさげることに、何の意味があるのだろうか。

ひと息入れるには、ちょうどいい場所に出る。

ここでおやつにしよう。

ここからは、蛭ヶ岳から塔ノ岳までの稜線を

パノラマで見ることができる。

実に清々しい。

心にシャワーを浴びているような気持ちだ。

キリヤマの男っぷりがさらに増すだろう。

さらに進むと、平らな道になってくる。

そして沢コースとの合流をすぎ、

目の前にこんもりとした山が見えてくる。

うむ、あそこまで登るのか。

いったん急坂を下って、

小鞍部を過ぎてからまた登り始める。

かなりの急坂だ。

最後の登りにヒーコラする。

おお、鍋割山への登山道が見えてきたぞ。

やっと到着。オカラ沢出合から約2時間。(14:55)

本日もここまで無事に探検できた。

めでたい。お祝いにカロリーメイトを食べた。

さぁ、ここからは一般の登山道だ。

鍋割山を通過して、後沢乗越方面に進む。

うむ、やはり整備された登山道は歩きやすい。

後沢尾根の管理道入口が見えてくる。

今日はここから寄沢まで下る。

この道は、一度下りたことがあるので、

安心して歩ける。

やがて寄沢が近づいてくると、周遊歩道に合流する。

そして、下界に降り立つ。

ここから駐車場はすぐだ。

マイナー探検1号に到着。

感想:

・オカラ沢出合から鍋割山への登山道は、ペンキの印やテーピングがたくさんある。

 この日は、この道しるべが無かったらおそらく道を失っていただろう。

 テーピングに関しては道迷いを誘発することも多く、まさに諸刃もろはの剣といえる。

 注意して使い、楽しい探検を心がけたい。

 

・本日下山に使った後沢尾根の探検レポートはこちら→ No26:後沢尾根の道は、どこに続くのか。

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