二俣 〜 後沢乗越 〜 後沢尾根(往復)〜 鍋割山
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2009年1月10日(土)、天気:晴れ 行動時間 07:20〜11:30( 4h 10min ) 探検メンバー : キリヤマ隊長、アンヌ隊員
後沢尾根は一般の登山道ではないので、 困ったこと(滑落、落とし穴、宇宙人と遭遇など)があっても、 誰か(登山者、脱北者、ベッカムなど)に助けてもらえない。 地図には記載されていないこの道。いったいどこに到達するのだろうか。 そこで本日は、このルートの開拓をこころみる。 マイナールート探検隊の出動だ! |
表丹沢、県民の森にある駐車場に マイナー探検1号を止める。(07:20) | |||
駐車場から林道を進むと、すぐにゲートがある。 | |||
しばらくは、林道歩きだ。 | |||
駐車場から10分ほどで、勘七沢にかかる橋を越える。 このあともうひとつゲートを越える。 路面に雪があるので、山頂付近はきっと積もっていることだろう。 もちろん、アイゼンの準備は万全だ! | |||
ゲートを越えるとすぐに、西山林道との分岐に着く。 写真右方向が大倉、左方向が鍋割山方面だ。 | |||
5分ほどで、「山の恩人 尾関広氏之象」のそばを通過する。 | |||
目の前には、尾関広氏の創設、県立登山訓練所が見えてくる。 閉鎖されて10年以上が経過しているので、 なかなかいい感じの廃墟になっている。 | |||
駐車場から、20分ほどで、二俣(堀山方面への分岐)に到着。(07:40) 登山届のポストがあるが、中をのぞくとあまり登山届は入っていない。 なんだ、みんな出さないのか。(けしからん)。 キリヤマも出さないではないか。(まったくけしからん)。 キリヤマは今まで登山届を出したことがない。(反省 ) | |||
勘七沢を越える。 少し上流に丸太橋もある。 | |||
山の教訓、鹿バージョンがここにもある。 風巻ノ頭にも鹿バージョンが掲げられている。 右は、加入道山にある蛙バージョン。 | |||
勘七沢を越えるとすぐに 小丸尾根(訓練尾根)への分岐を通過する。 | |||
やがて開けた場所に出ると、 眼の前にこれからゆく山々が見えてくる。 鍋割山はここから見えないが、後沢乗越の付近が見える。 | |||
本沢を越える。 ここに丸太がかかっているが、とても滑りやすい。 | |||
駐車場から40分、ミズヒ沢を越える(08:00)。 鍋割山荘の車が止まっている場所だ。 | |||
ここは丹沢緑の回廊です、という看板がある。 まだ新しい。 | |||
鍋割山荘で使う水が置いてある。 体力に余力のある人は鍋割山荘に持ってきてください、とメモ書き。 山頂まで運ぶと、鍋割山荘スタッフの笑顔がもらえる。 うーむ、笑顔は欲しいのだが、今日はこのあと過酷な探検を控えている。 名誉あるボッカは、他の探検家に譲ることにしよう。 | |||
ミズヒ沢にはしっかりした丸太橋がかかっている。 | |||
ミズヒ沢を越えるところで、林道が終わり登山道になる。 最初はいきなり急な坂道だ。 | |||
植林地帯をジグザクに道が続く。 このあたりくると、そんなにつらい坂道ではなくなる。 よゆうのヨっちゃんで登る。 | |||
植林地帯とは思えないほど、気持がいい道だ。 | |||
植林地帯を過ぎると、山の中腹を進む お中道になる。 | |||
丸太橋を渡るとやがて、後沢乗越付近の稜線が見えてくる。 このあたりから急な坂道になり、だんだんへーこらしてくる。 | |||
後沢乗越に到着。(08:24) 駐車場から約1時間だ。 | |||
ここは少しスペースがあるので、 休憩をとる探検家も多い。我が隊も休憩だ。 もちろんアンヌ隊員、もりもり食べる。 | |||
西側には檜岳山稜、そして、これから向かう後沢尾根が見える。 ちなみに、後沢尾根という名は地図に記載されていないので、 キリヤマが勝手にネーミングした。 | |||
鍋割稜線を登る(8:30)。 ここからは急な坂道になる。 | |||
つづら折りをへーこらしながら、 徐々に高度を上げていく。 | |||
やがて、つづら折りが終わると まっすぐな道になるが、道はあいかわらず急坂だ。 | |||
“平らな場所、その1”にでる。 鍋割山まで“平らな場所、その4”まである。 | |||
さらに登ると、 | |||
やがて、黄、白、赤色のテーピングがされている木が 登山道左側にある。 ここが後沢右岸の尾根へ続く管理道だ。 (後沢乗越から25分) | |||
テーピングがされている木の先には、 管理道と思われるが続いている。 さぁ、ゆくぞマイナールート探検隊! この道がどこに到達しているのか、この目で確かめるぞ。 (08:56) |