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後沢尾根の道は、どこに続くのか(2)

 

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道はジグザグになっており、急坂ではない。安心して歩ける。

ただの踏み跡ではなく、道の淵は丸太で形どられている。

 

地図で地形を見ると、

急に切り立った崖に出くわすことはなさそうだ。

しかし、ちょっと不安。

この尾根は寄沢沿いにある登山道に向かっているはずだ。

 

やがてジグザグ道が終わると、細い尾根道になる。

道は明瞭なので、道に従って進む。

 

シカ柵沿いに道が続いている。

シカ柵を抜けるところがあるが、踏み跡がそちらには

ついていないので、シカ柵を越えずに進む。

 

シカ柵を左手に見ながら、道にしたがって下っていく。

だんだん、踏み跡がはっきりしなくなってくる。

 

また、シカ柵を抜けるところがある。

今度は踏み跡がついているので、シカ柵を越えて向こう側に行ってみる。

 

シカ柵を右手に見ながら、下っていく。

すぐに丸太で整えられた道が出現する。

 

さらにジグザグの道を下ると、

 

あれ?またシカ柵を越えるように道が進んでいるぞ。

それじゃ、さっきシカ柵を越えなくてもよかったのかな。

 

なんだかよくわからないけど、

もう一度、シカ柵を左側に見ながら下る。

 

やがて広い尾根になり、平らな場所にでる。

進む方向もよくわからなくなってくる。

このまま進んで大丈夫だろうか、少し不安だ。

しかし、我々には勇気がある。大丈夫だ。

 

勇気はあるが、道はなくなった。

キリヤマお得意の道迷いになるのか。

しかし、ところどころに林業のテーピングがある。

とにかく下ってみる。

 

テーピングには「762m峰」とある。

こういったものを発見すると、何となく安心してしまう。

 

シカ柵の反対側に道がついているので

またシカ柵を越える。シカ柵を越えるポイントには

ビニールテープの目印もある。

(あとでわかったのだが、このシカ柵のドアを

越えるだけでそのほかのドアは越えなくてもよかった)

 

シカ柵を右に見ながら進む。

なんとなく道もついているから大丈夫だろう。

 

なんと、こんなところにベンチがある。

いったい、誰のためのベンチなのか。

作業をする人の休憩場所だろうか。

なにはともあれ、ベンチがあるということは

道を外していないようだ。

 

ベンチを過ぎると、また道がはっきりしてくる。

丸太で形どられている立派な道が復活だ。

 

大きな岩がごろごろとしている。

やわらかい土の尾根なのに、こんな大きな岩があるのは何とも不思議だ。

この岩はいったいどこから転がってきたのだろうか。

 

横から撮影。

実に見事な岩っぷりだ。感動するキリヤマ。

感動の記念に、この尾根を「岩石尾根」と

勝手に名付けることにする。

 

下から撮影。

うーん、すばらしい。

世界を代表するオープンカー、岩石オープン

にぜひ使ってほしい岩だ。

岩石オープン
 
 

少し下ると、変わったオブジェがある。

下の方にはハシゴのように階段が打ちつけてある。

丹沢山塊で今までこのようなものを見たことがない。

いったい何なのか。物見のための塔だろうか。

 

やがて、道しるべの登場。

やどりき水源林にある周遊道と合流だ。

ここまでくれば、もう迷うことはない。

ちなみに、我々が下ってきた道は

「この先作業用経路 迷いやすく危険です」

とある。せめて行き先「鍋割山」を書いてほしいところだ。

 

周遊道にしたがって、降りていく。

 

またしても、道しるべがある。

「この先作業用経路 迷いやすく危険です」

あれ?ここは周遊道ではないのかな?

なんだか、道しるべの内容と道が

一致していないみたいだ。

 

寄、雨山の登山道分岐に到着する(09:43)。

写真奥が雨山峠方向だ。

予定通りの場所に出て、ホっとひと安心。

鍋割稜線から約50分。

このルートは今後役に立つだろう。

 

達成感をかみしめながら、

近くのベンチで補給をとる。

 

さて、もと来た道、鍋割稜線まで今度は登る。

 

先ほどのベンチを通り越す。

 

先ほどは気がつかなかったが、このベンチのそばにも

目的不明のオブジェがある。

 

シカ柵沿いに進むと、

 

ビニールテープの目印があるシカ柵を越えるポイントだ。

ここでシカ柵を越えたらあとは右手にシカ柵を見ながら進めばいい。

踏み跡がついていても、他のシカ柵は越えなくてもいい。

 

今度は登りだから迷う心配がない。

道がはっきりしないが、とにかく上に進めばいい。

 

ところどころに人の足跡がある。

おお、この道を通る人がいるのか、と思ったが

自分がさっきつけた足跡であることにすぐに気がつく。

 

尾根が急な坂になってくると、

道はジグザグになってくる。

 

高度があがると、右側には栗ノ木洞が見えてくる。

 

そして、寄沢から約1時間で鍋割稜線に戻ってくる(10:56)。

冒険あり、ルートファインディングあり、なかなか楽しかった。

 

さぁ、あとは一般ルート、鍋割稜線を行くぞ。

まずは、登って。

 

平らなところ。

 

登って。

 

平らなところ。

 

登って。

 

登って。

 

登って〜!

 

平らなとこ。

 

そして、最後に登ると、

 

鍋割山の山頂だ。

 

この日も、展望が素晴らしい。

 

 

感想:

・今回探検したのは後沢の右岸尾根だったが、左岸にも尾根があり、こちらは後沢乗越から栗ノ木洞に

 少し進んだところに尾根の入口がある。いずれ探検したい。

・この日、アイゼンまったく使わなかった。せっかく持ってきたのに・・・・。

 

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