やがて道は平坦になり、 左手にシカ柵を見ながら進んでいく。 | ||||
地図には「ヤブ深し」とあるが、 登山道のヤブ(おそらくはフキ)は刈られている。 しばらく進むと、シカ柵が右側になる。 | ||||
道は広くなったり、ヤブの間を通ったり、 広い稜線に穏やかな道が続いている
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やがて868m地点に到着する。広いピークだ。 付近に管理道やエセ尾根も多く、 下る方向を見つけるのに少し苦労する。 | ||||
地図とコンパスで慎重に方向を定める。 そういえば、今日はまだ道迷いをしていない。 | ||||
地図で確認した方向に進むと、5分ほどで林道が下に見えてくる。 もう少しでブッツェ峠だ。 ここにも宇宙との交信施設がある。 | ||||
ブッツェ峠へ下りる道を探す。 この付近も管理道が多く迷いやすい。 | ||||
やっと階段を見つけられた。 土砂に埋もれており、 とても下りにくいテクニカルな階段だ。 | ||||
ブッツェ峠に到着。(13:27) いま下ってきた階段を撮影。 秦野峠から約1時間だ。 | ||||
道の反対側に、日影山への登山道入り口がある。 | ||||
ここで補給。 おにぎりは食べてしまったので、 せんべい、チョコレート、キャラメルを補給。 アンヌ隊員いわく、好きなものは後に取っておくタイプ。 大好きな大福もちは、次のポイントで食べるらしい。 | ||||
登山道を進むと、こんもりとした日影山が 目の前に見えてくる。 | ||||
明瞭な道があるので少し進んだが、また管理道だった。 私のような道迷いのスペシャリストが進んでしまうではないか。 ここまで、パーフェクト登山なのに。 | ||||
このあたりは展望がいい。 双眼鏡でのぞいてみると、 おお、先ほど通過した山神峠の杉(上)と蕗平橋(下)が見えるぞ。 | ||||
急坂を登る。 | ||||
ブッツェ峠から約1時間10分で 日影山の山頂に到着。(14:04) 道しるべなし、ベンチなし、展望なし。 木材が積んであるだけだ。 | ||||
山頂を示すものは何かないのかと探したら、 | ||||
あった。 | ||||
もうひとつ発見。 | ||||
山頂を後に、しばらく進むとシカ柵が倒れている。 ここからシカ柵の反対側に道が続いている。 | ||||
植林の間を縫うように道が続いている。 | ||||
右側には、ちらほらと丹沢湖が見え始める。 | ||||
ヤブ地帯を何度か通過する。 | ||||
これは、イノシシが転がって泥を体につけた跡だろうか。 | ||||
Y路地がある。うーむ、どっちだろうか。 どちらの道もヤブが刈られており、明瞭だ。 | ||||
左に進んでみると、尾根を下っている。 おや? ここは、下ってはいけないはずだ。 | ||||
右が正解だ。地図にも一致しいている。 | ||||
ヤブとシカ柵にの合間を進んでいくと、やがてシカ柵が終わり、 ヤブの中を道が進んでいる。 丹沢でよく見かけるテーピングがある。 | ||||
なぜかヤブが切れているところがあり、 そこから丹沢湖が一望できる。 うーんきれいだ、とヤブの方に進んだら 足もとがスッパリときれた崖だった。 | ||||
かなりキレのいい崖だ。 周囲のヤブが刈られているわけがわかった。 ヤブに入り込んで崖から落ちないようにしているのだろう。
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せっかくの展望なので、丹沢湖を見ながら休憩。 アンヌ隊員は、お待ちかねの大福もちを食べる。 | ||||
地図にはこの付近に772m地点があるのだが、 どこだかわからないまま急な坂道を下り始めてしまった。 | ||||
大野山への分岐を通過。 このあたりからは道がしっかり整備されている。 | ||||
神縄(神縄集落)との分岐を通過。 道しるべもあるのに、なぜかこの分岐は地図に載っていない。 さらに下り続けると、 | ||||
三神峠に到着。(16:00) 日影山から約2時間だ。 | ||||
ここには三神の石像がある。 三神峠についてはWebで多く語られているが、 Webによって少しずつ話が違っている。 確証のない話もあるので、ここでは控えておく。 | ||||
もう一度登り、 | ||||
鉄塔の脇を通りすぎると、 | ||||
登山道が終わり、普通の道になる。 | ||||
神尾田神社がある。 丹沢湖ができたときに水没を免れた神社なのか、 それとも移築してきた神社なのだろうか。
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神社の横には石像が並んでいる。馬頭観音もある。 明治40年というのがわずかに読める石像がひとつあり、 その他は判読不能だ。 | ||||
この神社は狛犬やキツネではなく、砲弾が祭ってある。 なぜ砲弾なのか、そのいわれはどこにも書いていない。 | ||||
階段を下って、 | ||||
てくてく、 | ||||
自転車を準備して、 | ||||
びゅーん、 | ||||
マイナー探検1号に帰還。(16:58) |
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今日は道迷いしなかった。非常にめずらしい。 登山技術が向上したということか。わははは。 これでますます頼もしいキリヤマ隊長になれるぞ。 (ただ単に道が明瞭だっただけなのかもしれない) |
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山神峠にあった山の教訓のことえをWebで調べたら、なんと丹沢以外にもたくさんあるらしい。 長野県の飯綱山、日光の男体山、そして尾瀬などなど。 皆やはり、意味がわからないと感想を述べている。 どうやら「猿より頭の毛が三本」は「少ない」が省略されているため、意味不明になっているようだ。 サルは人間より頭の毛が三本少ない、だから山を汚す人はサルと同じ頭の毛が三本(少ない) といいたいのだろう。 だが、この表現は人々によく知られた表現とはいえず、やはりその作風は前衛的といえよう。 こんな表現ではなく、「山を汚す登山者は早々に立ちサルこと」 などとしてはどうだろうか。(よし、ざぶとん一枚ゲットだ)
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この日、マイナー1号に帰還中に意外な人に出会った。詳しくはブログを見てほしい。
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