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初心者、通行不可の世附権現山を攻略せよ(1)

 

二本杉 〜 世附権現山 〜 浅瀬入口

2009年2月15日(日)、天気:晴れ

行動時間 12:30〜16:55(4h 25min)

探検メンバー : キリヤマ隊長、フルハシ隊員

 

--前回までのあらすじ--

過酷な探検を続ける、マイナールート探検隊。

ついに二本杉峠に到着した。

すごいぞ、マイナールート探検隊。

 

この日の次のターゲットは、世附権現山の縦走だ。

この道は、地図にこう書かれている。

「踏み跡が不明瞭なため初心者の通行は不可」

道が不明瞭であればあるほど、

我々の闘志がかき立てられるのだ。

行くぞ、マイナールート探検隊の出動だ。

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権現山へ出発だ。(12:33)

 

急坂をドンドン登っていく。

フルハシ隊員の足取りも力強い。

 

振り返ると、木々の合間から屏風岩山が見える。

 

しばらくジグザグな道を登った後は、

直線の登りになる。

 

二本杉峠から15分ほどで、

849mのピークに到着する。

 

柵に囲われたところがある。

かなり荒れている様子だ。何のための柵だろうか。

 

我々の行く先には権現山が見えている。

さぁ、行くぞ。

 

せっかく登ったピークだが、

しばらく急坂をぐんぐん下って行く。

 

鞍部を過ぎると、また登りになる。

 

途中に崩壊個所のヤセ尾根を通過する。

柵が設けられており、危険はない。

 

崩壊個所からは中川温泉の町並みが見える。

過酷な探検からホっと一息つける思いだ。

 
 

ここからはまた急坂を登っていく。

 

この登山道は途中に道しるべがたくさんある。

ここまで踏み跡がしっかりしており、迷うようなことはない。

 

二本杉峠から約1時間。権現山頂上1018mに到着。(13:26)

木立に囲まれた山頂。展望はない。

 

ミツバ岳方面の尾根にはテーピングがたくさんある。

 

祠がある。

かつて祠の脇には大きな樹木があったのだろう。

いまはその力強い根っこだけが残っている。

 

山頂のベンチから丹沢湖方面に少し行ったところに

権現山を示す杭が立っている。(13:50)

 

「大切にしましょう三角点」

という杭も立っている。

どのように大切にするのか悩むところだが、

おそらく、ここに三角点があるから気をつけてね、

といいたいのだろう。

 

「この先 踏跡不明瞭 初心者の通行不向き」

の看板もある。ここからがいよいよ探検だ。

 

 

下り始めは広い尾根だが、道は明瞭だ。

 

このあたりから、またしてもフルハシ隊員は質素モードに入る。

足取りがゆっくりになってくる。

 

また、三角点とその目印のテーピングがある。

(この先いくつもあった)

 

道しるべがたくさんある登山道なので、

道に迷うようなことはなさそうだ。

 

ねじれた木だ。

自然のいたずらなのだろう。

 

眼下に丹沢湖の水面が見えてくる。

 

引き続き、質素モードのフルハシ隊員。

自然との調和のため、座り込むことことたびたび。

 

やがて尾根が細くなってきて、急坂になってくる。

 

木につかまりながら下っていく。

ここで我々は何度か尻もちをついた。

 

足元に岩がたくさんある所を通過する。

この山、権現山への登頂は本日の逆コースのほうがよさそうだ。

この道は登りで使いたい。

 

途中に分かりにくいところは、またしてもテーピングがある。

この先、道しるべとテーピングが何度も登場する。

 

尾根をドンドン下っていくと、

 

やがて鞍部に到着する。

 

そしてまた登り返して、

 

753mピークに到着(14:33)。頂上から約40分。

道しるべだけの何もないピークだ。

 

頂上には管理用の杭がきちんと並んでいる。

 

753mピークからさらに下っていくと、

 

やがて植林地帯を通過する。

 

途中に登山道がカーブするところがあるが、

道しるべがあるので、間違わずに進める。

 

少し細い尾根を進むと、

 

シカ柵沿いに進んでいく。

 
 

やがてシカ柵を離れて下っていく。

 

木立の合間から、次のピークが見えてくる。

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