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吹き荒れる雪、そして道迷い。どうするのだ、キリヤマ。(1)

 

塩水橋 〜 本谷林道 〜 天王寺尾根 〜 丹沢山(往復)

2009年1月24日(土)、天気:晴れのち大雪

行動時間 07:40〜15:50(8h 10min)

探検メンバー : キリヤマ隊長、アンヌ隊員

 

本日は、冬季山岳の探検で丹沢山に向かう。

出発時の天気は晴れ。冬の木漏れ日あふれる心地の良い探検になるはずが、

午後には天候が悪化、大雪に。そして登山道を見失うアクシデントが発生。

雪で消されるトレース。さらに、コンパスの故障。

この困難をいかにして克服するのか。ゆけ!マイナールート探検隊。

 

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塩水橋付近の駐車スペースにマイナー探検1号を駐車する。

(07:36)

 

林道を歩き、堂平方面への分岐をすぎ、

本谷橋、天王寺橋方面に向かう。

 

雪はほとんど積もっていない。

ここ数日間、天気がよかったので、解けてしまったのだろう。

 

本谷橋を越える。

昭和35年に完成したなかなか味わい深い橋だ。

 

道路わきには、道路が凍結したときに

タイヤの下にまく砂袋が置いてある。

やはりこの付近はよく凍結するのだろう。

それにしても、この砂袋、商品名が「ノー・スライド」。

そのまんまだ。

 

 

天王寺橋付近の登山道入り口に到着。(08:05)

ここから天王寺峠に向かう。

登山道入り口付近は堰堤工事中だ。作業の方も多数いる。

 

大がかりな工事だ。

シャベルカーで山を切り開いている。

 

そのため、登山道が分断されている。

(矢印方向が本来の登山道)

 

写真を撮っていると、工事の方が巻き道を教えてくれた。

この注意看板の裏手に進むのだ。

 

注意看板の裏手にはシカ柵があり、

その柵沿い左方向に進めば簡単に登山道に行ける。

 

しかし、我が隊はここでシカ柵の向こうに延びる

管理道を探検することにした。

もちろん地図にはのっていない道なのだが、

地形図から天王寺峠に行かれると判断。探検を決意する。

ゆけ!キリヤマ。マイナールートの探検だ。

 

しばらくは、管理道によくあるつづら折りの道が続く。

 

かなりの急坂を登っていく。

 

シカ柵沿いにジグザグを繰り返しながら

管理道を進んでいく。

 

しっかりした管理道が続く。

アンヌ隊員も笑顔でルンルン探検だ。

 

やがて天王寺峠とは反対の方向に管理道が向かってしまう。

おや、このままでは天王寺峠から離れてしまうぞ。

 

そこで、管理道を離れシカ柵に沿って、

斜面をひたすら登りはじめる。

地形図から判断すると、今登っているピークあたりから

天王寺峠はすぐのはずだ。

 

やがてシカ柵が斜面を横方向に進み始めてしまう。

 

斜面の上にピークが見えてくるので、ピークの方向に登る。

 

途中に管理道が横切っている。

確認してないが、先ほど離れた管理道が

ここにつながっていると思われる。

 

ピークに立つとそこは、はっきりとした尾根だ。

尾根沿いにもシカ柵がある。なかなか、いいところだ。

ここでアンヌ隊員の「おなか減った」コールにより補給タイム。

 

そして、尾根づたいにシカ柵に沿って進んでいくと、

 

やがて天王寺峠が見えてくる。

 

シカ柵はハシゴがあるので簡単に越えられる。

 

無事に到着。

探検その1終了。(08:45)

道しるべのサブ看板も健在だ。

 

林道から天王寺峠までおよそ40分。

登山道を登ったほうが早く到着するので、

マニア向けのコースだろう。

続いて天王寺尾根を丹沢山に進む。

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