蛭ヶ岳への登山道を進むと、すぐに広い所に出る。 | ||
ここから富士山が見え始める。 この稜線は、富士山をずっと眺めて歩ける。 続いて小さな丘に登ると、 | ||
目の前に不動ノ峰への稜線と蛭ヶ岳が見えてくる。 |
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いったんジグザグ道を下り、 | ||
不動ノ峰まで登り返す。 | ||
熊笹が生い茂っている道だ。 ところどころに階段もあり、とても登りやすい。 | ||
振り返ると丹沢山から塔ノ岳までの日高稜線が一望できる。 (逆光になり撮影するとシルエットになってしまう) | ||
不動ノ峰の稜線を進む。 目の前に不動ノ峰のピークが見えてくる。 | ||
ピークの少し手前に休憩所がある。(09:41) (この付近に水場があるらしい) | ||
休憩所のそばに、不動尊が祭ってある。 石板には不動明王が掘られ、両脇には観音菩薩が祭られている。 どちらも設置されて間もないのだろう、とてもきれいだ。 行者ヶ岳、塔ノ岳にある石像と同じタイプのものだ。 左下の石像はかなり古そうで、コンクリートで固められている。 | ||
休憩所を過ぎて なだらかな坂をしばらく登ると、 | ||
不動ノ峰、ピークに到着(10:01)。丹沢山から約50分。 古い道しるべのそばには、かつて不動ノ峰が 修行の地であったことを教えてくれる説明書きがある。 なんでも、ここは奈良時代の開山らしい。 | ||
ピークを少し過ぎたあたりから見える山々が美しい。 富士山は両翼を広げ、檜洞丸を中心とした西丹沢が一望できる。 | ||
この一望できるポイントには、ベンチが設置されている。 (このベンチ、なぜか小さい) 時間があればここでゆっくり休みたいところだ。 | ||
不動ノ峰の稜線から眺める蛭ヶ岳。 その堂々たる風格は、神奈川県の最高峰の名にふさわしい。 手前に見えるのは棚沢の頭の稜線。こちらもすばらしい。 | ||
棚沢の頭、ピークに到達(10:13)。丹沢山から1時間5分。 説明書きにはブナ林のことが書いてある。 写真左方向に進むとユーシンへの尾根道だ。道しるべもある。 | ||
蛭ヶ岳がすっくと立っているのが見える。 すぐそばにあるように見えるので、 間もなく到着するような感じがしてしまうが、 蛭ヶ岳が大きいのでそばに見えるだけだ。 このあとまだ、1時間ほど歩く。 | ||
次は鬼ヶ岩の頭に進む。一度下ってから登り返す。 丹沢山から蛭ヶ岳までの稜線にはブナの立ち枯れが目立つ。 かつてこの稜線にはブナの大木が多くあったのだろう。 現在、熊笹が群生しているということは、あまり肥沃な大地では ないのかもしれない。 | ||
途中にねじれている木を発見。調査するキリヤマ。 丹沢山塊でたまに見かける、このねじれてしまう現象は、 風のせいだろうか。この日は風はほとんどなかったが、 天候によってはこの稜線に大風が吹き荒れるのだ。
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実は、この稜線は風が強いだろうと予測して、 天気予報をよく見て風の弱そうな日を選んで来たのだ。 蛭ヶ岳を目の前にして、穏やかな天気でよかったと しみじみ思う。 | ||
鬼ヶ岩の頭のピークはわからないまま過ぎてしまい、 鬼ヶ岩に到達する。(10:33) | ||
鬼ヶ岩は2つの岩が鬼の角に見えることからその名前がついた。 (そのまんま!) | ||
鬼ヶ岩に登頂するキリヤマ。無事登頂。 (のぼらんでもエエが・・・) | ||
蛭ヶ岳まであと少し。 急坂をいったん下る。 ここにはクサリが設置されている。 | ||
道はいったん平坦になり、(振り返って撮影) | ||
もう一度、クサリ場を下る。 | ||
クサリ場の先は、蛭ヶ岳までの尾根道が続く。 | ||
目の前に蛭ヶ岳を見ながらどんどん登る。 もう少しで頂上だ。 |