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蛭ヶ岳を日帰りで登頂だ(2)

 

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蛭ヶ岳への登山道を進むと、すぐに広い所に出る。

 

ここから富士山が見え始める。

この稜線は、富士山をずっと眺めて歩ける。

続いて小さな丘に登ると、

目の前に不動ノ峰への稜線と蛭ヶ岳が見えてくる。

 

いったんジグザグ道を下り、

 

不動ノ峰まで登り返す。

 

熊笹が生い茂っている道だ。

ところどころに階段もあり、とても登りやすい。

 

振り返ると丹沢山から塔ノ岳までの日高稜線が一望できる。

(逆光になり撮影するとシルエットになってしまう)

 

不動ノ峰の稜線を進む。

目の前に不動ノ峰のピークが見えてくる。

 

ピークの少し手前に休憩所がある。(09:41)

(この付近に水場があるらしい)

 

休憩所のそばに、不動尊が祭ってある。

石板には不動明王が掘られ、両脇には観音菩薩が祭られている。

どちらも設置されて間もないのだろう、とてもきれいだ。

行者ヶ岳、塔ノ岳にある石像と同じタイプのものだ。

左下の石像はかなり古そうで、コンクリートで固められている。

 

休憩所を過ぎて

なだらかな坂をしばらく登ると、

 

不動ノ峰、ピークに到着(10:01)。丹沢山から約50分。

古い道しるべのそばには、かつて不動ノ峰が

修行の地であったことを教えてくれる説明書きがある。

なんでも、ここは奈良時代の開山らしい。

 

ピークを少し過ぎたあたりから見える山々が美しい。

富士山は両翼を広げ、檜洞丸を中心とした西丹沢が一望できる。

 

この一望できるポイントには、ベンチが設置されている。

(このベンチ、なぜか小さい)

時間があればここでゆっくり休みたいところだ。

 

不動ノ峰の稜線から眺める蛭ヶ岳。

その堂々たる風格は、神奈川県の最高峰の名にふさわしい。

手前に見えるのは棚沢の頭の稜線。こちらもすばらしい。

 

棚沢の頭、ピークに到達(10:13)。丹沢山から1時間5分。

説明書きにはブナ林のことが書いてある。

写真左方向に進むとユーシンへの尾根道だ。道しるべもある。

 

蛭ヶ岳がすっくと立っているのが見える。

すぐそばにあるように見えるので、

間もなく到着するような感じがしてしまうが、

蛭ヶ岳が大きいのでそばに見えるだけだ。

このあとまだ、1時間ほど歩く。

 

次は鬼ヶ岩の頭に進む。一度下ってから登り返す。

丹沢山から蛭ヶ岳までの稜線にはブナの立ち枯れが目立つ。

かつてこの稜線にはブナの大木が多くあったのだろう。

現在、熊笹が群生しているということは、あまり肥沃な大地では

ないのかもしれない。

 

途中にねじれている木を発見。調査するキリヤマ。

丹沢山塊でたまに見かける、このねじれてしまう現象は、

風のせいだろうか。この日は風はほとんどなかったが、

天候によってはこの稜線に大風が吹き荒れるのだ。

 

 

実は、この稜線は風が強いだろうと予測して、

天気予報をよく見て風の弱そうな日を選んで来たのだ。

蛭ヶ岳を目の前にして、穏やかな天気でよかったと

しみじみ思う。

 

鬼ヶ岩の頭のピークはわからないまま過ぎてしまい、

鬼ヶ岩に到達する。(10:33)

 

鬼ヶ岩は2つの岩が鬼の角に見えることからその名前がついた。

(そのまんま!)

 

鬼ヶ岩に登頂するキリヤマ。無事登頂。

(のぼらんでもエエが・・・)

 

蛭ヶ岳まであと少し。

急坂をいったん下る。

ここにはクサリが設置されている。

 

道はいったん平坦になり、(振り返って撮影)

 

もう一度、クサリ場を下る。

 

クサリ場の先は、蛭ヶ岳までの尾根道が続く。

 

目の前に蛭ヶ岳を見ながらどんどん登る。

もう少しで頂上だ。

 

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