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弁天尾根ルートを調査せよ(2)

 

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本間の頭から宮ケ瀬湖への登山道は下る一方だ。

どんどん下っていく。

 

途中、またしてもガスがでてくる。

 

 

すばらしいモミの巨木があるのだが、ガスでよく見えない。

残念。

 

ところどころに、岩がむき出しになっているところがある。

慎重に進みたい。

 

高度が下がってくると、周りの木々が

だんだん里山のそれになってくる。

 

松小屋の頭の付近を通過しているはずだが、

気がつかないで通り過ぎてしまったようだ。

頂上が登山道から少し外れているのだろう、

道しるべはなかった。

 

さらに進むと稜線の脇を通る

のんびりとした感じの登山道になってくる。

すっかり葉の落ちてしまった木が箒のよう だ。

 

落ち葉を踏みしめながら、ゆっくりと進みたい道が続く。

クサリが設置されている所もあるが、

特にクサリに頼るようなこともなく、

安心して歩ける道だ。

 

なんとなく頼りない丸太橋を通過。

丸太橋の先には大岩がある。

 

やがて金冷シを通過する。(14:01)

本間の頭から1時間30分。

金冷シは道しるべがあるだけの、何もないところだ。

 
 

この後、はしごや岩場を通過する。

 
 

崩壊個所には、橋が架かっている。

 

やがて、送電線の下を越えると、

 

青宇治橋への分岐に到着。(14:18)

本間の頭から1時間50分かかった。

すぐそばに高畑山の山頂があるので

寄っていくことにする。

 

高畑山への道しるべのそばに注意書きがある。

”この先、登山道崩落のため通行できません。宮ケ瀬方面に

向かわれる方は、高畑山山頂(左側)を経由してください”

 

なに、崩落だと!ちょっと待てアンヌ隊員。

探検隊としては、これは見逃せない。行ってみよう。

 

分岐から右方向、進むなといわれている登山道を1、2分進むと、

ううむ、たしかに崩壊している。

まぁ無理に通行できなくもないが・・・。

思ったより期待はずれだ。もっとダイナミックに

崩落していると自然の驚異を感じられるのだが・・・。

 

 

気を取り直して、高畑山へ登山道を少し登る。

 

山頂に到着。ここには展望台がある。

展望台に登ってみたが、この日はあいにくの天気。

何も見えなかった。ただ、周囲の木々が視界をさえぎっているので、

晴れていても展望はあまり期待できないかもしれない。

 

さて次は、青宇治橋方面に向かう。

高畑山〜青宇治橋は、ほとんど人が通らないらしいので、

かなり荒廃していると思われる。

きっと我々の冒険心を満たしてくれるにちがいない。

まずは暗い植林地帯を進むと、

 

やがて登山道は明るいところを通過する。

 

送電線の下を通過する。

 

送電線の下に道しるべがあり、この道しるべの後ろを

少し進んだところ、鉄塔付近に展望の良いポイントが

あるらしい(この日は曇りなので行かなかった)。

 

もっと荒れている道を覚悟していたのだが、

ロープや道しるべがたくさん設置されている登山道だ。

(探検家としてはちょっと期待はずれだが)

 

せっかくロープが設置されているので、存分に使わせていただく。

よーし、ダイナミックに下降だ。

 
 

やがて道は細い稜線になり、

その後、植林地帯を通過する。

 

さらに道が青藤沢を沿うように進むと、

 

沢を渡る橋がある。

 

しかし、その橋の先は向こう岸まで届いていない。

岩をつたって渡れるが、なんとも不安定だ。

 
 

堰堤を越えてしばらく進むと、

 

県道が見えてくる。

 

県道に到着(15:25)。高畑山から約1時間。

高畑山の登山道入口の道しるべがある。

 

あとは、県道をてくてく歩いて、

 

塩水橋に止めてあるマイナー探検1号に到着。(15:37)

 

感想:

・弁天尾根は、すぐ隣の太礼の頭の尾根とペアで楽しむことができる。どちらを登りに使ってもいいと思う。

 太礼の頭の尾根ルートでの活躍はこちら→。(No9:危険地帯はコンパスを使え。そして精神を鍛えよ

 なお、弁天尾根の名は地図になく、webで語られている名前をそのまま使った。

・無名の頭で見つけたファンタの缶について、帰ってからwebで調べてみると1970年代の缶であることがわかった。

 詳しくは、ブログを見てほしい。<山頂にたたずむファンタの空き缶

 

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