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とにかく、ハエのいなくなるポイントまで移動だ。 このままでは、ハエに巻かれて死んでしまう(オーバーだ!)。 | ||
笹が深く風もない。あたりが薄暗い。 空がよく見えないのでわからないが、 雲行きが怪しくなってきたのだろうか。 気温は30度もないが、かなり蒸している。 涼しさを求めてきたコースのはずが、これはとんだアテはずれになった。 | ||
大滝峠上に到着(11:57)。ハエの数はまったく減らない。 まぁ、ハエがいても遭難するわけでもない、刺されるわけでもない。 アンヌ隊員いわく、ヒルよりぜんぜんマシ。 そうだ、これも我が探検隊の貴重な経験だ、と思い直す。 ホームページのネタにもなったことだし。 | ||
この先しばらく行くと、沢沿いのルートになるので、 そこまで行けばハエもいなくなるだろう。 | ||
尾根を離れて下っていくと、 | ||
やがて、ステタロー沢が見えてくる(12:24)。 ステタロー沢のルーツは「捨てたろぅ」なのかなぁ。 何をすてたのか。 | ||
沢沿いの道になったら、ハエが少なくなった。 よかったよかった。 ようやく、お昼御飯をとる。 | ||
さぁ、キリヤマはいつものようにアリナミンタイム。 | ||
ぐぐっと。 | ||
よし。 | ||
心地の良いコースになった。 やはり沢沿いのコースは涼しい。 緑の風、せせらぎを感じながら歩いて行く。 | ||
整備された道が続く。 | ||
何度か、河を渡る。 | ||
平らな岩の上を水が流れている。 とても気持ちよさそうな流れだ。 ううむ、沢に入ってねころんでみたい。 | ||
一軒屋避難小屋に到着。(13:22) 昔、ここに一軒だけ民家があり、 そこからこの地名がついたらしい。 | ||
中は暗いが、きちんと清掃されており、 なかなか過ごしやすい。 | ||
小屋の裏手に石の階段がある。 その脇には、管理道が続いている。 古い地図を見たところ、おそらくこれは 権現山に至る管理道だろう。 | ||
石の階段を登ってみると、 | ||
上には石碑と祠がある。 石碑は朽ち果てており、判読不可能だ。 | ||
石碑の脇にも登山道がある。 こちらは、畦が丸に続くマイナールートだろうか。 | ||
さぁ、十分な休憩がとれた。 あとは、大滝橋に向って進む。 | ||
一軒屋避難小屋をはなれて、しばらく行くと 鉄パイプで補強されている橋や、緑色の鉄パイプの立派な橋がある。 | ||
こちらは大々的に丸太を組んである橋だ。 ちゃんと整備されている道なので、安心して歩ける。 | ||
どんどん下っていくと、山道が林道になった。 | ||
間もなく県道に出る。 一軒屋避難小屋から1時間ほど下ってきた。 | ||
さぁ、県道だ。(14:43) あとはゆっくり歩いて行く。 | ||
箒杉を通過。 | ||
西丹沢自然教室に帰ってきた。 | ||
マイナー探検1号に到着。(15:31) |
夏向けのコースだ
夏向けのコースとしては沢登りが涼しくていいだろうが、
畦ヶ丸までのコースは、沢沿いの登山道なので沢登りより気軽に涼しさを楽しめる。
それにしても、ハエの大量発生の話は聞いたことがない。
動物の死骸でもあったのだろうかと考えてみたが、それらしきニオいはしなかった。
付近に鹿がいると非常にニオうがそんなこともなかった。
たまたま、大量に発生したのか、それともこの時期にはよくあることなのか。
マイナールートか
畦ヶ丸の山頂で下棚、本棚の方向に、道が付いているのを見つけた。 テーピングもある。おお、これはマイナールートか。 もしかしたら、Webで見たことがある、権現山への道かもしれない。 むむ、またしても探検家の血が騒ぐ。 |