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鍋割山を別ルートで攻略せよ

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急な尾根道を登り始める。

ここには、崩壊箇所の看板がある。

 
 

左手の階段は崩れているが

右手に新設の階段がある。

 

左手には蛭ケ岳が見えるはずだが、

今日は雲がかかって見えない。

 

ここまでくれば、鍋割山頂上までもう少しだ。

 

振り返ると、雨山が見える。

 

そして、鍋割山の山頂に到着。(11:47)

ここはいつ来ても、にぎわっている。

 

頂上は人が多いので、少し下ったところで昼食にする。

 

こうして、鍋割峠まで戻ってくる。

本日の下山は寄コシバ沢を下降するルートだ。

昭文社の地図では破線のルートになっている。

破線ルートは登山道が崩壊している可能性があるが、

我々探検隊には愛と勇気がある。大丈夫だ。

 

行くぞ、マイナールート探検隊。(12:45)

 

しばらく平坦な道が続く。

 

本当に破線のルートなのか、と思うくらい

道ははっきりしている。危険な個所はまったくない。

登山道というより、ハイキングコースという感じの道だ。

 

いよいよ、コシバ沢に近づいてきた。

テーピングも所々ににある。

テーピングは基本的につけた人が使うもので、

過信してはいけないだろう。

 

沢との合流地点付近に

鍋割こっちだよ、と読める札がある。

 

おお、こっちには道標もあるぞ。

 
 

沢との合流地点付近の岩に、丸印がある。(13:05)

峠・山、と書かれた小さな道しるべもある。

 

足元には矢印がペイントされている。

 

沢から登山道に入る地点を上流方向に向いて撮影。

ううむ、印がたくさんあるがやっぱりわかりづらい。

これでは沢を登ってきた人は登山道の入り口を見落とすかもしれない。

 

さらにわかるようにケルンを作っておこう。

 

コシバ沢を下流に向かって撮影。

両岸とも切り立っており、岩の上を歩くしかない。

とても歩きにくそうだ。

ずーっとこんな感じの道が続くのかなぁ。

 

ごろごろした岩の上を歩くとコケそうになる。

うーん、これはちょっとつらいぞ。

 

20分ほど歩いたところで左岸(右手)に登山道が見えてきた。

助かった。これで楽に歩ける。

 

と思ったら、すぐに分岐の鉄階段が見えてきた。(13:33)

 

あとは寄まで登山道を行く。

 

痩せ尾根のクサリ場を下るのはちょっと大変だ。

 

励ましのお言葉、ありがとう。

しかし、どこまで“あと少し”なのだろう。

 

あとは、いくつも沢を越えて、

 

林道をてくてく歩いて、

 

マイナー探検1号に到着。(15:14)

 

感想:

雨山峠から鍋割山の稜線がこんなに美しいとは知らなかった。極上のマイナールートだ。

クサリ場あり、アップダウンありで登山者を飽きさせない。丹沢の魅力をあらためて感じることができる

貴重な登山道といえる。

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