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鍋割山を別ルートで攻略せよ

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登山道が川底に入る地点に、道しるべがたくさんある。

逆から下ってきた場合、山に入る登山道の入口を

見落としてしまうからだろう。

 

夏が近づいていることを感じさせる風景が広がる。

 

 

登山道は、川底のコースになる。

少しだけ水が流れている。

もっと増水していたら、ここは通過できないだろう。

 

鉄の階段その3だ。

ここも去年来たときは崩壊寸前だった。

いつもながら修繕してくれた人に感謝だ。

 

雨山峠直下。

とても明るく、緑がまぶしい。

 

こうして、雨山峠に到着。(09:57)

 

ここのベンチも修復されている。

 

玄倉方面、通行止めの看板がある。

いつになったら青崩隧道は通れるようになるのだろう。

 

最近はすっかり見かけなくなったゴミ箱が放置されている。

以前はこの付近にもゴミ箱が設置されていたのだろう。

昔、ゴミ箱に入れられたゴミは、一体誰が回収していたのだろうか。

昭和の時代には塔の岳に大きなゴミの穴があったらしいが、

今から考えるとゴミを持ち帰らなかった当時の習慣が不思議だ。

 

さて、ここで補給を取る。

アンヌ隊員大喜び。

 

そして、キリヤマはいつものようにアリナミンを飲む。

 

それ!!

ぐぐーっと。

 

よっしゃ行くぞ!

 

雨で溝になっている登山道を上っていく。

 

15分ほどで茅ノ木沢の頭から鍋割山への尾根に到達。(10:24)

 

振り返って撮影。

矢印付近から登ってきたのだが、逆コースの場合

写真奥の方向に尾根を直進してしまいそうだ。

道しるべもなく、テーピングも目立たない。とても危険だ。

 

茅ノ木沢の頭に向けて、登山道を行く。

しばらくは平坦な尾根歩きが続く。

 

下りのクサリ場が現れる。

このクサリ場はまだ新品だ。

クサリ場を難なくクリア。

 

太陽に木々が映えて、美しい。

生命の息吹を感じる。

 

小さなお地蔵さんがある。

平成元年、と彫られているので新しいものだ。

 

次のクサリ場だ。

 

茅ノ木沢ノ頭、を通過。

展望もなく、山頂を示す道しるべがひっそりと立っている。(10:56)

 

3番目のクサリ場だ。

今度はちょっと長い。

 

クライミング気分を楽しめるクサリ場だ。

 

なぜか一升ビンが2本。

こんなところで酒盛りしたのか?

 

丹沢山塊はこういった緑に囲まれた尾根がよくある。

この付近も立ち止まって、思わずため息をつくところが多い。

 

こうして鍋割峠に到着。(11:17)

 

帰りはここから寄コシバ沢に下る。

 

ここには、石像がある。

馬頭観音だ。(観音様の頭に馬の頭を乗せている)。

本来、馬頭観音はインドの神話に関係があるそうだが、

農村にある馬頭観音は、馬の供養塔とのこと。

馬頭観音信仰は鎌倉時代からあったらしい。

歴史の趣深い石像だ。

 

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