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鍋割山を別ルートで攻略せよ

 

寄 〜 雨山峠 〜 茅ノ木沢ノ頭 〜 鍋割峠 〜 鍋割山 〜 鍋割峠 〜 寄コシバ沢 〜 寄

2008年6月7日(土)、天気:晴れ、曇り

行動時間 07:20〜15:14

探検メンバー : キリヤマ隊長、アンヌ隊員

 

今回は鍋割山を雨山峠からのルートで登頂する。

鍋割山といえば二俣から後沢乗越を経て登るルートが一般的だが、

雨山峠からのルートはマイナールートでありながら、非常に美しいルートと聞く。

マイナールート探検隊の出動だ!

 

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寄大橋付近の駐車場に、マイナー探検1号を止める。

いつもの体操、キリヤマウエーブで体をほぐす。

 

さぁ出発だ。(07:24)

 

雨山方面を望む。

新緑の季節を通り越して、いよいよ初夏だ。

 
 

ゲートを越え、しばらくは林道歩きだ。

 

登山道入り口付近に工事のお知らせ看板がある。

地質調査と書いてある。(07:43)

 

おお、またしてもモノレールが設置されている。

 

付近に「成長の森」と題した看板がある。

この付近は企業の有志により、森が保護されているようだ。

 

いよいよ登山開始だ。

さぁ、いつものように勇敢な志をもって進むぞ。

 

最初の丸太橋をわたる。

 

しばらく進むと、広い河原に出る。

川の向こう岸に登山道があるので、河を渡る。

 

今日は増水している。

不安定な岩の上を渡っていく。

こういったところを渡るのは、アンヌ隊員ちょっと苦手。

 

道しるべやテーピングがあり、道を見失う事はない。

 

沢沿いの美しいコースを歩く。

初夏の緑が心にしみ入る感じがする。

 

また、河原に出た。

 

こちらも増水しており、渡るのがちょっと大変だ。

キリヤマは足が長いので(ウソだ)難なく渡れたが、

アンヌ隊員は少し上流から渡ることにする。

やじろべぇのポーズになっている。

まぁ、川に入っても防水の登山靴だから濡れないから

ばしゃばしゃ渡ってもかまわない。

 

岩にペンキ印があるので、苦労せずに

ルートを見つけられる。

 

4回目の渡河。

 

ルートが沢から離れて、山肌を上っていく。

 

しばらく行くと、慰霊碑がある。

以下、書かれている内容だ。

“ 荻野先生と小林信子さん ”

“ 美しき自然とうるわしき人間愛を求めてここに眠る ”

“ 1970年6月14日 江北高校同窓会 ”

 

 

これは、この近くにあるイイハシの滝で、

昭和45年に遭難した2人の慰霊碑だ。

江東商校のワンダーフォーゲル部14人が

鍋割山から下山中、女子生徒がイイハシの滝で滑落し、

助けに行った先生も亡くなった痛ましい事故だ。

 

 
 

途中、崩壊個所を通過。

さらに進む。

 

ここで5回目の渡河。そのあとはクサリ場だ。

(08:46)

 

かなり細い尾根なので、注意が必要だ。

 

クサリにつかまって、ゆっくり登れば大丈夫だ。

 

まだまだ目的の半分も来てない。

さぁ、どんどん行くぞ。

 

「このテープ(印)は測量用で、登山用ではありません」とある。

丹沢でよく見かけるピンクのテーピングは、測量用なのか。

やはりテーピングに過大の信頼をしてはいけない。

 

去年来たときはこの鉄階段は横倒しになっていた。

修復してくれた人に感謝だ。

 

6回目の渡河。

本日の帰りはこの川の上流からここまで下ってくる予定だ。

(09:12)

 

雨山峠に向けてさらに進む。

 

この先は涸れた川底を通るルートなので、

増水時には危険なことを教えてくれている。

 

 

ううむ。この橋はちょっと怖いぞ。

 

しばらく、谷間を進む。

 

鉄の階段その2を通過。

この階段の先には、このコースで一番美しいポイントがある。

 

ここだ。いつ来てもすばらしい光景だ。

冬場に来ると、緑がないので雨山が正面に見える。

 

 
 

ツツジが美しい。

そろそろツツジも終わりの時期だ。

 

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