探検リストに戻る

地図から消滅したルート、ヨモギ平の尾根を行く

前へ>   3 <次へ>

 

下り始めのところは、ティッシュペーパーが散乱している。

どうやらこの近辺は、登山用語でいうキジウチ、花摘みが多いようだ。

足早に通り抜ける。

 

がけっぷちのガレ場に出る。

フルハシ隊員と強風の時に通過した恐ろしい場所だが、

本日は風もなく穏やかだ。これなら安心して歩ける。

 

表尾根、そして長尾尾根から宮ヶ瀬湖までが一望できる。

双眼鏡で大パノラマを楽しむアンヌ隊員。

ここは絶好の展望ポイントだ。

 

 

さぁ、ガレ場を通過する。

左側に落ちたら、たぶん上がってこられない。

慎重に進んでいるように見えるが、実はへっぴり腰。

 

ガレ場のあとは静かな尾根歩きだ。

 

降りる尾根を間違えないように、コンパスで方向を確認する。

 

うむ、この方向で間違いない。

 

空が晴れると、緑が輝く美しい尾根になる。

 

しかし、空が曇るとちょっとさみしい尾根になる。

晴れと曇り、コントラストのはっきりした光景に

太陽の力強さを実感する。

 

行者が岳から1時間ほどで、

目印のモミの木に到着。(12:30)

 

ここからは右方向に下る。まっすぐに下ってもいいのだが

尾根がはっきりしないので、危険だ。

 

テーピングもあるので心強い。

しばらくは急坂を下る。

 

またしても、ガレ場だ。

かなりダイナミックにガレている。

 

こちらも慎重にわたる。

 

ガレの途中に芸術作品を見かける。

自然は常に遷りゆくものだ。

諸行無常を心にとめて進む。

 

さらに急坂を下る。こういったところは、

坂に対してジグザグに進むと楽に降りられる。

 

境沢とヤゲン沢の分岐が見えてきた。

 

最後は木の根につかまりながら慎重に下りる。

アンヌ隊員、ちょっとビビっている。

 

境沢出会いに到着。(12:47)

あとはタライ小屋沢沿いに、マイナー探検1号まで林道歩きだ。

 

しばらく行くと、林業のモノレールがある。

本日は休業らしい。

 

このモノレール沿いに登って行くと長尾尾根に出られる。

いずれはチャレンジしたいマイナールートだ。

 

さぁ、あと30分ほどだ。

 

道端の水たまりにオタマジャクシが大量に泳いでいる。

 

それにしてもたくさんいる。

こんなにたくさんのカエルが誕生したらこの付近は

カエル王国になってしまう。

 

 

この後、急激に天気が崩れてくる。

しとしと降り注ぐ雨の中、マイナー探検1号に無事到着。

 

感想:

昭和時代の丹沢のことが書かれた本を数冊読んでみたが、ハンス・シュトルテの「丹沢夜話」を読むと

かつてのヨモギ平の尾根は、非常にメジャーなルートだったことがわかる。

なぜ地図から地名がなくなったのかはわからないが、ヨモギ平の尾根は踏み跡がしっかりしており、

ハイキングには最適だ。

 

前へ>   3 <次へ>

このページのTOPへ

探検リストに戻る

ホームに戻る