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地図にはないルート、ヨモギ平の尾根を行く

 

札掛〜ヨモギ平〜三ノ塔〜行者が岳〜行者ケ岳北尾根〜境沢出会〜札掛

2008年5月17日(土)、天気:晴れ、曇り、雨

行動時間 07:28〜14:00

探検メンバー : キリヤマ隊長、アンヌ隊員

 

新緑の眩しいこの季節、ヨモギ平を堪能する。

ヨモギ平は昔の地図にはちゃんと地名が記載されていたが、

現在の地図(昭文社)にヨモギ平の名はない。これぞマイナールートだ。

ゆけ、キリヤマ!

 

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札掛の駐車場は、またしても工事中なので、

付近にマイナー探検1号を路上駐車する。

 

さぁ、マイナールート探検隊の出発だ。(07:28)

今日もすばらしい探検がまっているぞ!

 

札掛けの学校施設のそばには、つり橋がある。

矢印付近が登り口だ。

 

河を渡って尾根に取りつく。

藤熊川とタライ小屋沢の分岐部分だ。

本日は増水しているので、渡るときに足が濡れてしまいそうだ。

少し上流から渡ることにする。

 
 

尾根の入口付近には、テーピングがたくさんある。

 

踏み跡もはっきりしているので、

踏み跡に沿って登っていく。

 
 

しばらくは木の根が多いところを登るが、

すぐに尾根歩きになる。(07:45)

 

急な坂と平坦な坂が繰り返される。

 

右手に丹沢ホームが見えてくる。

 

雲が切れて、太陽が出ると新緑がまぶしい。

植物が息づいているのを感じる。

 

不鮮明ではあるが踏み跡もある。

安心して歩ける道だ。

 

とわいえ、地図にはない登山道なので、多少は危険な個所もある。

 

おお、すごい折れ方をしている木があるぞ。(08:08)

 

きれいに真っ二つだ。

どうしてこんなことになったのか。雷なら縦に裂けるはず。

切り口を見ると、斧で切ったものではないことがわかる。

 

この木は他の木にもたれかかっているので、当分は倒れないだろう。

しかし、台風の時期など強風が吹いたらすぐに倒れると思われる。

危険だ。

 

しばらく登ってから、振り返って折れた木を撮影。

ヨモギ平から下ってきた場合、この木は目印になる。

(2011年加筆:この木は現在はない)

 

この付近は平地で尾根がはっきりしない。

幸い切り株が多いので、周囲を見渡せる。

 

下りの方向を向いて左手には別な尾根もあるが、

こちらに踏み込んではいけない。

 

さらに登っていく。

 

地面に草木が多く生えているところを通過する。

 

そして、しばらく進むと、

 

最初の草原地帯、806 m 地点にでる(08:36)。

ここまで札掛から1時間ほどで来られるので、ハイキングに最適の場所だ。

この後、草原地帯をさらに2箇所越えて行く。

 

あまりの美しさに、歩く速度がゆっくりになってしまう。

 
 

植林された林を抜けて、鹿柵を通過する。

 

次の草原地帯だ(09:08)。最初の草原地帯よりさらに美しい。

こちらは、鹿柵のおかげで草木が鹿に食べられていない。

ここでアンヌ隊員からお昼御飯を食べよう、との要請があるが、

間もなくヨモギ平に到着なので、却下。

どんどん行くぞ〜!

 

ブナの新緑が青空に広がっている。

 

ブナの中に流れる生命の息吹。

出会えてよかった。

 

さぁ次はいよいよ、ヨモギ平だ。

 

鹿柵を越えると、

 

3つ目の草原地帯、ヨモギ平、970地点に到着。(09:17)

 

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