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沢を登って山頂を極める。新茅ノ沢を探検せよ。

 

新茅山荘〜新茅ノ沢〜烏尾山〜(廃道)〜新茅山荘

2008年4月27日(日)、天気:曇り

行動時間 08:21〜15:00

探検メンバー : キリヤマ隊長、フルハシ隊員

 

本日は、沢登りのルートに挑戦だ。

新茅ノ沢を登り、烏尾山に至る。さらに、下りは烏尾山尾根の廃道を使うことにする。

ゆけ、マイナールート探検隊!

 

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新茅山荘付近の駐車場にマイナー探検1号を駐車する。(08:21)

準備に余念がないフルハシ隊員。

 

独自のステップで柔軟体操をするキリヤマ。

この時期、沢に入ると体が冷える。とても大切なことだ。

(ただ踊っているだけ、ともいえる)

 

ついさっきまで雨が降っていたので、霧が深い。

大倉尾根にガスがかかって美しい。

 

新茅ノ沢まで林道を歩く。

我々の命をつなぐのは、ロープとヘルメット。

 

新茅ノ沢の入口に到着。(08:50)

新茅ノ沢は沢登愛好家には人気のある沢だ。

ちなみに、登山家は山屋、沢登りをする人は沢屋というらしい。

 

フルハシ隊員は足袋に沢用のフェルトを装着する。

私もやはりフェルトの張ってあるシューズを履いている。

沢では足元がすべるので、フェルト底のシューズがいい。

 

林道から沢に降りる。

 

さぁ、いよいよ沢を登るぞ。

徐々に体を沢に慣らしていく。

 

最初の滝を登る。

3mほどの滝なので、難なくクリア。

 

続いて、フルハシ隊員が登る。

 

前方にF1(7m)が見えてくる。

 

沢登りパーティが準備をしている。

本日、沢で唯一出会った人々だ。

装備もしっかりしており、かなりのツワモノ揃いと見た。

 

 

我が隊は、誇り高き勇者なのだが、

滝を直登りするには装備もなければテクニックもない。

右側の巻き道にとりつく。

この巻き道なら仮に滑っても転がるだけで済む。

少々痛いが、死なない。

 

巻き道の途中で撮影。はるか下に滝が見える。

 

しばらく進むと、F4が(5m)。

 

ここは、流れの右側が安全だ。

 

続いて私、キリヤマ隊長が行く。

かなりの高感度があるので、少し怖い。

それでも、足場がしっかりしているので、落ちるようなことはない。

 

さらに沢を登っていく。

 

本日の最大の難関、電信柱ほどの高さのF5(12m)。

これを登るのには、訓練と装備が必要だ。

我々には訓練と装備はなく、必要なのは命だ。

この滝は巻くことにする。

 

とわいえ、両脇の壁は切り立っており、

とても登れない。

 

少し沢を下ったところからいったん尾根にでる。

この巻き道も難関だ。

 

沢を離れて、急な斜面を登る。

 

上のほうでは、岩が切り立っており、岩を登っていこうするが、

とうとう行く手を阻まれる。もちろん今さら下っては危険だ。

うーん、もっと大きく巻くべきだった。

本日一番怖かった箇所だ。

 

途中、ロープを使ってほぼ垂直の壁を登る。

岩がもろく、ガラガラ音をたてて崩れるところもある。

私は、人の頭ほどある岩をうっかり落としてしまった。

大きな岩が木や岩にぶつかって鈍い音をたてて落ちていく。

自分も落ちると、あの岩のように鈍い音をたてて落ちていくのか

と思うと身が凍る思いだ。

 

 

なんとか尾根に取り付く。

心を落ち着けて、ここで一休み。

 

尾根を越えて沢に下る。

ここから下ればF5を越えたところに降りられるはずだ。

 
 

沢に到着。さらに進む。

 

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