西丹沢県民の森 〜 小川谷沢のあたり
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2009年5月31日(日)、天気:晴れ、雨 行動時間 7:30〜14:10( 6h 40min ) 探検メンバー : キリヤマ隊長、アンヌ隊員
この日、我が隊は仲ノ沢経路をへて同角ノ頭へのルート踏破を決行。 だが、複雑なルートに道迷いの連続、ついには現在地を完全に見失う。 仲ノ沢経路は、我が隊にとってあこがれの道。 これを踏破せずして探検隊の名は語れないぞ。 ゆけ、マイナールート探検隊。 |
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仲ノ沢経路をゆけ |
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西丹沢県民の森にマイナー探検1号を駐車する。 車を降りると他のパーティの人から「隊長ですか」と声をかけられる。 おお、またしても探検家との出会いだ。 ごあいさつ、そして撮影会。 | ||
左から、花立小僧氏、ひとり男前をおいて、丹沢写真館氏、そしてA氏。 そうそうたる面々。 イガイガ氏の車も駐車してあるそうだ。すでに出発されたのだろう。 | ||
こんな山奥なのに、なぜか駐車場は満車。 探検隊の車が並ぶ。 皆さんお気をつけて。 | ||
さぁ、我が隊も出発だ。(07:36) | ||
歩き始めると、すぐにゲートを越える。 | ||
そろそろヒルヒール星人が、あまた出現する時期だ。 そこでこの武器、ウルトラソルトだ。(食卓塩ともいう) 奴らがでてきたら、こいつをお見舞いしてやる。 | ||
数年前、ヒルヒール星人の襲来により 我が隊は壊滅的な打撃を受け、撤退を余儀なくされた。 (アンヌ隊員4か所、ユーレイ隊員2か所) さらに昨年、わたしは沢登り中に40数か所、 なぜかちょうど歳の数だけ吸血を受け 今も足にはその跡が生々しく残る。今年は何としても阻止せねばならない。 | ||
まずは東沢乗越に向かう。 林道わきに仲ノ沢経路入口がある。 ここから、探検が始まる。(07:46) | ||
しばらく進むと、丸太橋がある。 ここは濡れているので、そぉっとわたる。 | ||
道が細くなっているところをたびたび通過する。 | ||
木漏れ日が気持ちのいい季節。 ベリグーだ。 | ||
谷を越えよ。道を探せ。 |
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今日は谷をいくつも越えて進む。 まずは最初の谷だ。 | ||
谷に降りてみると、その先に道が見当たらない。 | ||
この先土砂崩れのため通行困難、とある。 看板にしたがい、迂回路の方向に進む。 | ||
しかし、迂回路の先には道がない。 どうもへんだ。道はどこかな。 | ||
テーピングがあるのでその方向に登ってみる。 | ||
同じ看板を見つける。 | ||
通行困難と書かれた先に行くと、 大きな倒木の根っこがある。 | ||
先の道は崩壊しているようだ。 | ||
迂回路の看板と反対方向に道がついている。 これだ。 | ||
道がかなり細く、かなりの高度感のあるところを通過する。 | ||
支尾根を越えてさらに進むと、 | ||
次の谷だ。ここも崩壊しているが、反対側には道も見える。 この谷は明るく美しい。またしてもベリグーだ。 | ||
丸太橋が倒れている。 この丸太橋はどこにかかっていたのだろうか。 | ||
天気もよく、とても気持ちがいいところだ。 こんないいところがマイナールートだなんてもったいない。 とても順調に探検が進んでいく。 | ||
むむ、岩がせり出して越えられない。 | ||
谷に降りていく踏み跡があるので、ここを降りていく。 | ||
少し谷を進んで、 | ||
この谷は反対側にある道がすぐに見つかった。 | ||
最初から比べると、だんだん道が険しくなってくる。 | ||
ロープが設置されているところもある。 | ||
おお、これは石垣だ。 この道がかつて生活道、あるいは仕事道であったことを物語っている。 | ||
またしても谷だ。 今度もまた谷の反対側に道がない。 この谷はとても暗く、道をなかなか見つけられない。 | ||
わたしが地図とにらめっこしているときに、 アンヌ隊員は、お菓子を食べながら のんびり探検だ。 | ||
谷の下流方向に偵察にいったアンヌ隊員が道を見つける。 でかしたぞ、アンヌ隊員。お菓子パワーだ。 | ||
先ほどはどうやら、このテーピングに惑わされて 谷の先に進んでしまったようだ。 | ||
よし、ここから道がついている。 トラロープもあるから、間違いないだろう。 この付近はテーピングが多く、ロープが多数設置されている。 そして、そのロープには結び目がある。 | ||
もしかしたら、この道は沢屋のエスケープルートに 使われているのかもしれない。 | ||
そして、支尾根を越え、少し暗い森を抜けると、 その先に明るい沢が見えてくる。 |
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