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さらに登っていく。道は相変わらずない。 こんなところで何かあっても誰も来ないだろう。 単独登山では危険なところだ。 | |
流木が折り重なっている。 越えるのに苦労しそうだ。 | |
さらに進んでいくと、水量がどんどん少なくなってくる。 いよいよ、ツメに入るだろう。 | |
沢が二股に分かれている。 右か、左か。どっちだ。 地図を見てもよくわからないぞ。 | |
左は流木が沢をふさぎ、荒れた感じがする。 | |
それにくらべ、右はすっきり気持ちの良い沢。 | |
右に間違いない(根拠なし)。 右の沢が主流に決まってる(理由なし)。 右に行くぞ(計画なし)。 | |
3分ほど進むと、さらにその先で二股に分かれている。 | |
ええい、もうわからない! 真ん中を登ってみよう。
*あとでわかったのだが、ここで道を間違えている。 右の涸れた沢を進むのが正解。 | |
登ってみるとそこは、平らな所だ。 | |
右方向を見ると、涸れた沢が続いている。 こんなところをつめて登るわけがない。 *本当は、この沢をつめると大滝峠だ。 | |
左方向を見ると支尾根がある。 ここを登れば大滝峠ではないだろうか。 *ちがう! | |
よし、ここを登れば大滝峠に違いない。 *まだ気がつかない。 | |
最後の力を出す、フルハシ隊員。 *まだ気がつかない。 | |
よし、尾根が見えてきた。あと少しだ。 *まだ気がつかない。 | |
やったー到着だ。 あれ、大滝峠じゃないぞ。ここはどこだ。 | |
あっちが大滝峠だ。 見覚えがある。 | |
1、2分、右方向(南)に進むと、 | |
やったぞ、大滝峠に到着だ。 大滝沢橋から約2時間だ。(15:51) | |
正しく登ってきたときに、到着するはずだった入口はヤブだ。 | |
ここからは、管理道を使って一軒小屋避難所に向かう。 入口には立ち入り禁止(探検家はどうぞ)の看板がある。 (16:02)
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管理道は意外にしっかりした道だ。 うん、やっぱり道があるっていいなぁ。 | |
今日は道がないところばかりを歩いていたので、 このようにしっかりした道を歩くと、とても感動する。 | |
丸太橋もあり、これはなかなか整備された管理道だ。 これならスピーディに進める。 | |
大滝峠までは活発だったフルハシ隊員、 だんだん、行動がゆったりしてくる。 | |
やがて一般の登山道と合流する。 大滝峠から約20分だ(16:24)。 | |
合流地点にも、立ち入り禁止(探検家フリー)の看板がある。 | |
さぁ、あとは自転車を置いてある大滝橋まで進むぞ。 しかし、このあたりから、フルハシ隊員の足がさらに遅くなり始める。 「少し急がないと、日が落ちてしまう」、と急かすキリヤマ。 | |
しかしまったく動じない、フルハシ隊員。 えー!、質素モードに入ったのぉ。 | |
それ、急ぐぞ。 しっかりついてこい。 | |
ゆったり。 | |
一軒屋避難小屋はスルーする。 | |
わっせ、わっせ。 | |
ゆったり。 | |
もうすぐだ。急げ。 | |
ゆったり。 | |
大滝橋に止めてある自転車に到着だ(17:31)。 ここから車を止めてある中川橋まで一気に下る。 | |
よし、 | |
それ、 | |
びゅーん。 | |
マイナー探検1号に到着。(17:44) |
・自然との調和と融合を求めるフルハシ隊員。今日の探検も質素モード全開だった。
質素なのか疲労なのか謎を残したままだが、すばらしい探検を楽しめた。
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