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閉鎖中のユーシンロッジを調査せよ(1)

寄大橋 〜 雨山峠 〜 雨山橋 〜 ユーシンロッジ

 

2009年4月18日(土)、天気:雨、雲

行動時間 7:30〜12:00( 4h 30min )

探検メンバー : キリヤマ隊長、アンヌ隊員

 

現在は閉鎖中のユーシンロッジを探検する。

Webの情報によると、閉鎖中にもかかわらず

ユーシンロッジはその威厳を保っているという。

避難所として一部が解放されているらしので、

どのようになっているのか探検する。

いけキリヤマ、マイナールート探検隊の出動だ。

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寄大橋にある駐車場にマイナー探検1号を駐車。

寄大橋を越えて、いざ探検だ。

(07:30)

ゲートを越えて、

整備された道をしばらく進む。

新緑が美しい季節だ。

雨山峠への登山道の入口が見えてくる。

登り始めはこの付近にある周遊歩道の道で、

きちんと整備された道だ。

やがてシカ柵をくぐり

登山道は周遊歩道を離れて進む。

しばらく山の斜面を横切って進むと、

本日最初の渡河だ。

この日はふだんより増水しており、

さっそく危険な探検となる。

しばらく進むと、大きくひらけた河原に出る。

木の枝を地面に突き刺したハデな道しるべがある。

とても広い河原なので、渡河した後に登山道を見失いそうだ。

ここは、プチ丸太橋で渡河する。

世界最小の橋かもしれない。

増水してもぜひ耐えて欲しい。

沢沿いの道のためなのか、

このあたりは登山道がはっきりしない。

新しい道しるべがいくつも設置されている。

何度か渡河を繰り返して進む。

渡河した後にふと振り返ると、

ペンキの印がたくさんついている。

我が隊のような探検初心者にはありがたいが、

それにしてもこんなにたくさんあるなんて、

遭難が多いところなのだろうか。

やがて道は沢沿いを離れて、山の中腹へと進んでいく。

このあたりから、絵の具のような灰色の霧が視界を閉ざす。

雨山の名のとおり、雨も降ってくる。

慰霊碑の脇を通過。

これは、昭和45年に鍋割山から下山中に

イイハシの滝で遭難した2人の慰霊碑だ。

 

道が再び沢沿いに戻ると、クサリ場だ。

まずは私、キリヤマから登る。

離さないようにしっかりつかもう、

愛する人の心をつかむように。

続いて、アンヌ隊員。

しばらく進むと、稜線の道になる。

とても美しいな場所なのだが、今日は霧で霞んでしまっている。

鍋割峠への分岐、寄コシバ沢を越える。

雨で濡れた丸太橋をいくつも越える。

今日はとても滑りやすくなっている。

こんなところで滑ったら、谷間にダイブだ。

ここは少し傾いている。

薄氷を踏むような気持でわたる。

クサリのある狭い岩場だ。

このダイナミックなところが、探検家を魅了する。

道しるべがたくさん立っている沢に到着。

振り返って、今来た方向を撮影。

左が来た登山道。右が沢。

沢沿いに進んでしまわないようにロープがある。

ここからしばらく下流に進むと、イイハシの滝がある。

先ほどの慰霊碑のパーティはここから沢に進んでしまったのだろうか。

マメ桜がやさしい花をつけている。

谷底を登山道が進んでいる。

このあたりは増水すると通過できないかもしれない。

以前来たときの記憶をたどりながら、進んでいく。

大丈夫だ。私の記憶に間違いは無い。

記憶に間違いがないのではなく、記憶が無いだけかもしれないが。

あと少しで雨山峠だ。

最後の難関、ながーい鉄階段を登る。

鉄階段の上に行くと、

マメ桜のアーチをくぐる。

少し斜めになっている丸太橋を越える。

今日の丸太橋はとてもスリッピーだ。

慎重にわたる。

雨山峠が見えてきた。

雨山峠に到着。(10:00)。寄大橋から1時間30分。

山頂に雲がかかると雨が降ったことからネーミングされた雨山。

雨乞いの山だったらしい。ここでアンヌ隊員お待ちかね、おにぎりタイム。

さぁ、雨山橋に向かうぞ。

この道を歩くのは初めてだ。わくわくする。

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