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初冬の大室山をゆく(2)

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高度を上げてくると、地面に草木がなくなってくる。

 

白石峠からの分岐に到着。(10:24)

(犬越路から約1時間20分)

 

ベンチでばてるキリヤマ。

 

大室山まではあと5分ほど、広い稜線を登る。

 

山頂に到着。(10:33)

大室山の山頂は明るく広い、平らなところだ。

展望は、ほとんどない。

 
 

頂上を示す標識がいくつかある。

 

大室山の山頂を後に、分岐まで戻る。次に破風口、前大室山と進む。

ここで、補給のため休息。

ここで、アンヌ隊員はおにぎりを食べた。

 

分岐をすぎるとすぐに、長い木道がある。

 

やがて目下に前大室山と加入道山が見えてくる。

その先、はるか彼方には南アルプスも見える。

 

ここからの眺めもなかなか。アンヌ隊員は、

「雪がアイスクリームみたい。おいしそうだわ」

と独特な感想を語る。

 

急な坂を下ると、

 

破風口を通過する。(11:18)

(大室山から約50分)

 

破風口をすぎると、急な坂を少し登る。

 

とても気持ちのいい稜線が続く。(11:25)

この日はすれ違う探検者がとても多いので、

前大室山の山頂はさぞにぎわっているはずだ。

ここで、昼食をとる。

 

そして、前大室山に到着。

思った通りだ。

 

山頂が多くの人でにぎわっているので

道しるべを撮影して、山頂をスルーする。(12:01)

 

前大室山の山頂をすぎると、落葉した木の合間から、

こんもりとした加入道山が見えてくる。

 

穏やかな稜線をしばらく行き、小さく登ると、

 

加入道山の山頂に着く。(12:13)

こちらの山頂も多くの人でにぎわっている。

(前大室山から約10分)

 
 

ここにも標識がたくさんある。

 

寒いときには加入道山の避難小屋で

昼食をとるのもいいだろう。

 

犬越路と同様、

この避難小屋もきれいだ。

 

山の教訓、カエル編がある。

風巻の頭にあったシカ編と同じ作者の作品と思われる。

↑風巻の頭にある作品

 

加入道山をすぎ、しばらく稜線を進む。

 

道志温泉へ下る分岐をすぎて

しばらく急な坂を下ると、

 

白石峠に到着する。(12:31)

ここにはベンチもあり、

さらに続くこれからの下りの前に休憩ができる。

(加入道山から約15分)

 

古い地図によると、

この道しるべの付近から道志方面に下る道があるはずだ。

しかし、踏み跡は草木に隠れてまったく見つけられない。

 

続いて、用木沢出会まで下る。

しばらくは急坂をジグザグに下っていく。

 

やがて岩でごつごつしたところを通過する。

こういうところでは、靴底のしっかりした登山靴が頼もしい。

 

真っ白な大理石の道だ。

 

涸れた沢底の道を下っていく。

 

テーピングがところどころにあるが、

これは林業関係者のつけたものと思われる。

 

ところどころにペイントした岩もある。

 

苔むした古いベンチのあるところを通過する。

 

周りに雑木が多くなってくると沢に水が現れ、

何度か沢を渡る。

 

白石の滝の付近を通過する。

木々に隠れており、滝の全貌は見ることができない。

 

近くには白石の滝の説明書きがある。

 

急坂の下りが少し緩んでくると、

 

谷底の道が終わり、とても気持ちのいい広いところに出る。

 

 

丸太橋が流されているところがあり、

慎重に渡河する。

 

植林された桜の木が

兵隊さんのように等間隔にきちんと並んでいる。

なんで、こんなにきちんと並べたのだろうか。

しかもなぜ桜なのか。

 

最後の丸太橋を渡る。

ゆっくり、そっと、と指示がある。

指示に従う素直なキリヤマ。

 

登山道はやがて舗装された道になる。(14:00)

 

ゲートをすぎると、マイナー探検1号に到着。(14:09)

(白石峠から約1時間40分)

 

感想:

・犬越路から大室山への登山道は、前後左右に雄大な景色を楽しめ西丹沢の美しさを堪能できる。

 さすがは山梨百名山だ。

・大室山という名前の山は全国に多数ある。

 静岡県、長野県、富士山(北西麓)、茨城県(大子町、日立市)とまぁたくさんある。

 「室」とは山のことを指す言葉なので、名づけやすいのかもしれない。

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