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天王寺尾根を探求せよ(1)

 

塩水橋 〜 天王寺橋 〜 天王寺尾根 〜 丹沢山 〜 日高 〜 三角沢ノ頭(寿岳) 〜 

キュウハ沢出会 〜 塩水橋

2008年11月15日(土)、天気:曇り

行動時間 07:20〜15:00(7h 40min)

探検メンバー : キリヤマ隊長、アンヌ隊員

 

今日の探検は、丹沢山に入るのにもっともメジャーなルート、天王寺尾根だ。

そして下りはマイナールートの三角沢ノ頭を探検する。

ゆけ、キリヤマ。

 

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塩水橋付近の林道ゲート付近に駐車する。

紅葉が美しいこの時期、すでにたくさんの車が止まっている。

 

まずは、本谷橋に向かう。

今日も楽しい探検の始まりだ。(07:20)

 

林道を進むと、塩水川沿いの塩水林道への分岐が見えてくる。

橋を渡って塩水林道を進めば堂平に行く。

橋を渡らずに本谷川沿いにまっすぐ進むと、

本谷橋に行く。今日はまっすぐだ。

 
 

途中、昭和35年完成の橋を通過する。

今から48年前の橋だ。

 

紅葉が見ごろのこの時期、単調な林道歩きも楽しい。

ハイキングのルートにも最適な林道だ。

 

30分ほどで天王寺橋付近の登山道入口に到着する。

ここから天王寺尾根に向かう。(07:47)

 

はっきりした道がついている登山道だ。

ヤブがうるさいところも少しあるが、

道を見失うようなことはない。

 

登山道をむき出しの岩が阻んでいる。

ちょっとスリリングなところだ。よし、探検らしくなってきたぞ。

 

丸太橋が崩れている。

こういうところを通るのはわくわくするが、

ここは問題なく通れる。

 

登り始めて20分ほどで天王寺尾根に到着。(08:14)

 

道しるべの裏手には道がついている。

この道は堂平に至るマイナールートだ。

むむ、探検家の血が騒ぐ。

 

さぁ、ここから長い尾根歩きが始まる。

 

何かの目印なのか。

切り株に十文字が刻まれている。

山ではこういった目的がよくわからないものに出会う。

 

天王寺尾根はあまり人が通らないのだろうか。

ヤブっぽいところがある。

 

おお、これは気持ちのいいところだ。

 

 

おや、ヤブの中に隠れている道しるべがあるぞ。

 

道しるべの先はヤブだ。

かつてはこっちが登山道だったのかな。

 

道しるべには「平10年 この先やぶ」とある。

ううむ、たしかにこの先はヤブだ。

 

「北側を通れ」「看板のうら側」とも書いてある。

この道しるべが間違いであることを教えてくれている。

 

 

これは何を伝えようとしているのか。

シノザキさんの身に何かあったのかもしれない。

(ただの落書きかもしれない)

 

 

 
 

多少道を外れても、とにかく高いところを目指して

進めばいいはずだ。道しるべやテーピングがサポートしてくれる。

 

モミの巨木がたくさんある地帯を通過する。

 

これは倒木の根元が朽ち果てているものだ。

フランスのモン・サンミッシェルみたい。

これ↓

 

油絵のイーゼルみたいな道しるべがある。

この道しるべは特別仕立てだ。

これはよく目立つ。

 

ううむ、確かに下ってきたときには間違えて下ってしまいそうな

ニセの尾根がある。こっちに下ってはいけない。

 

ロープが張られて、ニセの尾根に絶対進めないようになっている。

おそらくボランティアの方が設置してくれたのだろう。

 

堂平からの登山道の分岐点に到着。(10:03)

 

さらに進むと、

 

やせ尾根地帯を通過する。

下は関東大震災で崩れたガレ場だ。

 

丸太の階段がくずれている。

尾根の崩壊が進んでいるのだろう。

 

岩場にはクサリが設置されている。

 

おお、懐かしい。ファンタグレープだ。

 

 

霧が晴れて青空が広がってくる。

ブナの林がとてもきれいだ。

 

木道を進んでいく。

 

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