長尾尾根の日差しはやさしかった。

札掛の駐車場にマイナー探検１号を止める。

いつものようにストレッチ体操、キリヤマウェーブだ。

札掛ホームの脇から長尾尾根の登山道がある。

今日の探検は、ここからスタートだ。（07：51）

今日のコース、長尾尾根は道しるべがしっかりしている。

札掛ホームの庭を通過する。

イガ栗が落ちている。山はもう秋だ。

なごやかな朝の光につつまれた登山道を、ゆっくり登る。

おお、ヒルだ。

私、キリヤマの靴を登ってきた。アンヌ隊員の靴にも４，５匹いた。

すごい生命力だ。

休憩中はヒルを避けてベンチの上に立つ。

アンヌ隊員はヒルが大っきらいだ。

こうして、尾根まで登っていく。

そして、休むときは必ずベンチの上に立つ。

崩れている箇所もあるが、

問題なく渡れる。

変わったキノコを見つけた。

とても大きい。

なんだかおいしそう。

あんパンみたいだ。

キュウハ沢に降りる登山道との分岐を通過する。（08：45）

キノコのクリスマスリースだ。

どんどん、高度を上げていく。

やがて尾根に立つ。ここからが長尾尾根の始まりだ。（09：48）

おいおい、ここまでくればもうヒルはいないって。

尾根を歩く。広い尾根だが道がはっきりついている。

道をふさぐように倒れている大きな木を通過する。

雲の合間から陽が差してくる。

真夏の緑とは違って、晩夏の緑には力がないが

なにか優しいものを感じる。

右手には丹沢山、天王寺尾根、丹沢三峰山が見えるはずなのだが、

あいにく霞んで見えない。

林業用のモノレールだ。

丹沢には林業用のモノレールがたくさんあるが、

いまだ、動いているモノレールを見たことがない。