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ペダルを踏み込め。自転車で秦野峠を越えよ。

 

寄 〜 秦野峠 〜 丹沢湖 (往復)

2008年7月21日(月)、天気:曇り

行動時間 07:45〜11:30

探検メンバー : キリヤマ隊長(単独)

 

寄から丹沢湖にいたる秦野峠林道を自転車(ロードレーサー)で攻略する。

この林道は、全区間アスファルト舗装の立派な道だ。

この道を攻略せずして、丹沢の林道を語るべからず。

往復距離30km、累計標高差約1000m。ゆけ、キリヤマ!

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寄大橋付近の駐車場にマイナー探検1号を止める。

 

さぁ、今日は愛しのロードレーサー、

マイナー探検2号の出番だ。

 

私のロードレーサーのペダルは、ペダルとシューズが合体するタイプだ

(スキーのビンディングとおなじ要領)。

こいつは上り坂で大変重宝する。

 

自転車はとにかく汗をかく。

すぐに手に取れるように、ペットボトルを装着する。

 

サイクリングウェアに着替えて、出発、

いざ、グラン・デパール!!

 

駐車場付近の林道ゲートを越えると(07:45)

 

いきなり急坂だ。

本当は少し体を慣らしてから登り始めるといいのだが、

いきなり登り始めてしまった。ちょっと苦しい。

 

ようやく体が慣れてきた。

鉄橋を越える。

それにしても、なんてデラックスな鉄橋なんだ。

一般車が通行できないのがもったいない。

 

せっかくなので三脚を使ってタイマー撮影だ。

 

ハンドルをしっかり握って、ぐいぐい登っていく。

 

快調、快調 ♪

うん、これなら自転車ロードレースの最高峰、

ツール・ド・フランスに出場できそうだ。

(リタイアすることを条件で)

 
 

風もなく静かだ。小鳥の鳴き声だけが聞こえる。

どんどん高度を上げていく。

 

秦野峠に到着。(08:25)

秦野峠、完成記念碑の前でお休み。

 

 

ここまでのサイクルメーターの記録は、

乗車時間:29分、距離:4.8km、平均時速:9.9km、だ。

このメータは動いているときにしか計測しないので、

出発した時間から計算すると、

ここまで15分ほど撮影のために止まっていたことになる。

 
 

ギヤはリア8段、フロント3段。通常のロードレーサーは

フロントに一番小さい(軽い)ギアがない。ちょっとお得な感じがするが、

私のは初心者向けモデルなので、軟弱ギヤが付いているのだ。

 

さぁ、ここからしばらくは下りだ。

 

下りに備えてブレーキのチェックをする。

 

下り始めると、崖が崩れて道路に石が散乱しているところが

何箇所かあり、あまりスピードが出せない。

 

大きな穴もあいている。

一般道のように下っては危険だ。

 

あーっと、転倒!!

水がチョロチョロ流れているところにコケが生えている。

こんなところは石鹸のように滑る。瞬時に体の下から自転車が消え、

右半身を道路にたたきつけられた。

タイヤの跡が何本かあるところを見ると、他の人も滑っているのだろう。

 

路面がコケだらけの路面だったので、すり傷はなかったが、

肩と腰を強打した。うう〜ん、痛いぞ。

ペダルをこげるかなぁ。

 

へろへろへろ 〜 〜 。

ああ、力が入らない。

 

この辺りからはまた登りに入る。

踏み込むたびに腰が痛い。この状態から判断すると、

今度のツール・ド・フランス出場は絶望的だ。

 

まぁ、そのうちによくなるだろう。

 

2つ目のピーク、ブッツェ峠に到着だ。(08:56)

 

周辺は霧がかかって薄暗い。

 

振り返れば日影山(ブッツェ平)が見える。

 

さぁ、ここから丹沢湖まではずっと下りのはずだ。

 

それ、一気に下るぞ。

 

カーブミラーが曲がって、役にたっていない。

ここは、自分の撮影に役立てよう。

 

おお、またしても水。

一見すると、普通の水たまりに見えるが、

 

近くによるとコケがびっしり生えているのが見える。

今度はダマされないぞ。

 

自転車を降りて、慎重に越える。

足もとがぬるぬるして、氷の上を歩いているようだ。

 

そして、さらに下っていくと。

 

蕗平橋付近にある、山神峠までの登山道が見えてくる。

この登山道はほとんど通行する人がいないだろう。

極上のマイナールートだ。

 

さらに下って、丹沢湖側のゲートを越える。

(09:21)

 

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