沈丁花(じんちょうげ)と同じ匂いの花がある。 しかし、沈丁花とは色が違う。 | ||
鉄塔を管理する階段と目印がある。 こういったルートを探検するのも面白そうだ。 だが、今日はこちらに進まない。 | ||
険しい尾根を登り続ける。 | ||
獣の穴を発見。 野ウサギだろうか。 | ||
しばらく進むと、なだらかな尾根道になる。 | ||
ミズヒノ頭に到着。(10:30) 目的地大山を望む。
| ||
いいところだ。 こんな美しい尾根がマイナールートだなんて信じられない。 この付近は道もはっきりしている。 | ||
広い尾根になる。 | ||
ねじれている木を発見。 こういった木はたまに見かけるが どうしてこうなるのか不思議だ。
| ||
西沢ノ頭を通過。(10:56) | ||
またしても道が不明瞭になる。 地図とコンパスで位置を確認しながら進む。 これぞマイナールート。ううむ、いかにも探検っぽくて楽しい。 | ||
尾根沿いにモノレールの線路が設置されている。 大山頂上に売店があるので、荷物を上げるための モノレールだろうか。
| ||
しばらく待っていれば、ゆっくり走ってくるモノレールが 来るかもしれない。登ってくるモノレールを見てみたいものだ。 運転している人と挨拶を交わしたりして、なんて想像すると 楽しそうだ。 | ||
線路に耳を当てる古典的方法で運行状況を確認。 残念ながら何も聞こえない。 (昔、鉄道の線路でよくやった。今考えると危ないよなぁ) | ||
このレールは、どうやら林業用らしい。 | ||
しばらく行くと、分岐(ポイント)がある。 | ||
スパナを使って、別な線路と交換して方向を変えるらしい。 | ||
ビンが落ちている。 山に来ると、とんでもなく古いゴミに出会いことがある。 ビンには”明治パンピー”とある。 これは昔、銭湯でよく見かけたオレンジジュースでは? | ||
大山の頂上に間もなく到着。 鹿柵を越えるための脚立がある。 | ||
脚立を越える、アンヌ隊員。 かなり高い脚立だ。 | ||
大山頂上に到着。NTTの鉄塔がある。(11:48) | ||
頂上より大島方面を望む。 本日は、霞んで相模湾がほとんど見えない。 | ||
公衆トイレは工事中だ。 工事機材はヘリコプターで搬入したのだろう。
| ||
頂上の阿夫利神社には、たくさんの人がいる。 | ||
あまりに人が多いので、早々に下山することにする。 来た道を戻るわけだが、登山道入口に道標はない。 まぁマイナールートなので当然か。 | ||
しばらく下って、気持ちのいいところで昼食をとることにする。 | ||
食事を終え、再出発だ。(13:02) 独自のストレッチをするキリヤマ。 | ||
16号鉄塔に戻ってくる。(13:39) | ||
分岐を今度は県道方面に進む。 | ||
相変わらず道は不明瞭だが、 尾根がはっきりしているので、迷わない。 地図で現在地を判定する訓練になる。 | ||
落ち葉が絨毯のように敷き詰められているところがある。
| ||
膝下くらいまで、すっぽり。 気持ちがいい。
| ||
おや、あまり見かけないタイプの階段だ。 | ||
おそらく、林業用に設置されている階段だろう。 プラスティック製だ。 | ||
ところどころ崩れている。 これでは、階段として機能していない。 | ||
さらに、しっかりした階段が出現。 これなら迷うこともない。 | ||
切り株がたくさんある。 この付近は切り倒した木々、枯れた枝などが散乱している。 何年も放置されているようだ。 | ||
昭文社の地図で、「迷」マークがある場所で完全に登山道を見失う。 探検らしくなって、ちょっとわくわくするが、 県道が見えていたので、その方向に下る。 | ||
県道に到着(14:31)。 登山道入口を撮影。 | ||
あとは、てくてく県道を歩いて、
| ||
愛車に到着。 |
遭難中(?)の方々
もう少しで大山の頂上という付近で、7、8人のパーティとすれ違った。
年の功60過ぎ、おしゃべりの声がとても大きい、見るからに山慣れしてない人々だ。
(靴や装備で山屋かどうかわかる)
本日わが隊の歩いている北尾根のルートは、観光向けのルートではない。
こんなマイナールートを普通の格好をした人が来るなんて、いやな予感が。
そこで、挨拶を交わすときに聞いてみた。
「どちらまで?」
「唐沢峠に行きます」
唐沢峠??
大山北尾根から唐沢峠を狙うには、ネクタイ尾根というマイナールートがあるが
まさか、彼らはそのルートを行こうとしているのだろうか。とてもそんなパーティーに見えないけど。
唐沢峠へ下るルートを間違えているのだろうか。
しかし、大山頂上から我々が登ってきた北尾根ルートへの入口には、道しるべがない。
だから、地図できちんと確認しないと入口がわからないはずだ。
さらに、この北尾根ルートに入るために、彼らはシカ柵を越える高い脚立をわざわざ
越えてきたことになる。つまり、かなりの確信をもってこのルートに入ってきたことになる。
ルートを間違えているわけではなさそうだ。
高尾山がミシュランに紹介されてから高尾山で道に迷う人が増えている、と報道されていた。
想像以上に大胆なコースを計画する人がいるのだろうか。(まぁ、あまり人のことは言えないけど)
ちなみに、くだんのパーティは無事だ。頂上からの帰路、座り込んでいる団体が目に入った。
おそらく彼らだろう。今度は誰もしゃべっていないかった。戻ってくる登りで疲れたのか、
グッタリした様子だった。ネクタイ尾根の入り口は見つけにくいと聞いているので、
あきためたのだろうか。まぁ無事で何よりだ。