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危険のない沢を求めて。大滝沢

大滝橋 〜 大滝沢 〜 マスキ嵐沢出合い

2010年8月15日(日)、天気:曇り

行動時間 7:30〜10:00( 2h 30min )

探検メンバー : キリヤマ隊長、アンヌ隊員

 

今回の探検は、ゆっくりと沢歩きを楽しむため、

大滝沢を登ることにした。ナメ滝の連続するこの沢は、

林道に隣接した静かな沢で、危険度ゼロだ。

行くぞ、マイナールート探検隊。

滝のない沢登りへ

大滝橋から林道に入り、ゲート付近に

マイナー探検1号を止める(7:30)

駐車したすぐそばから沢に入る。

大滝沢は、林道に沿って登って行く沢だ。

このあたりには、大きな滝も岩もない。

沢ハイキングといったところだ。

小さな滝と、小さな釜が連続する。

そして、水が平らな岩の上を流れるナメ滝が、

何度も出てくる。

釜の深さは、いちばん深いものでも

腰のあたりくらいだ。

この沢は、沢筋に沿って林道がある。

沢登りで不安なのは、途中で進退きわまってしまうことだ。

その点、この沢はいつでも沢登りを中止できる安心感がある。

一枚板のナメ滝がある。

とても広いナメ滝だ。

たまには、うつ伏せで。

 

あまりに気持ちがいいので、ここで一休み。

アンヌ隊員も水浴びだ。

そして、橋をくぐると、
先にミニ堰堤が見えてくる。

堰堤を巻くのは簡単だ。

林道に上がればいい。

林道が巻き道だなんて、

なんて立派な巻き道だろう。

堰堤を越えて、再び沢に入る。

ナメ滝を勢いよく流れる水流。

しぶきが体にかかり、とても涼しい。

沢は明るく、緑が輝いている。

真っ白な沢の流れ。鳥の鳴き声。

 

滝を登る沢登りも好きだが、

ゆったりとした沢歩きも好きだ。

都会の生活で疲れた体には、沢の流れが心地いい。

2段の滝の向こうに、次の堰堤が見えてきた。

今度はかなり大きな堰堤だ。

 

ここも林道に上がって越える。

堰堤を巻いて、しばらく進むと、

登山道から沢に下る道がある。

ここから大滝の下に行くことができる。

沢に出ると、そこはとてもきれいなところだ。
少し上流に行くと、大滝がある。
さっそく修行。

ひー!!

すごい水圧だ。

登山道に戻って大滝を巻く。

登山道から大滝を見て、沢に戻る。

さらに沢を進むと、キャンプをしている人々がいる。

ここまで荷物を運ぶのは大変だっただろう。

通り過ぎるときに挨拶をすると、全員に大声で挨拶された。

元気だなぁ。

 

登山道にかかる丸太橋の下をくぐる。

そして、次の丸太橋の先には、堰堤が見える。

ここからは、登山道を行く。

この階段は、いつも湿っており、滑りやすい。

堰堤を越えて、沢に入るがすぐに次の堰堤があり、

もう一度登山道に上がって、しばらく進む。

このあたりは、大滝沢の支流、マスキ嵐沢だ。

先日登ったマスキ嵐沢の入渓ポイントに到着。(09:20)

ここで今日の沢登りは終了。

 

あとは、登山道を下って。

マイナー探検1号に到着。(10:00)

 

今日の沢登りは、2時間30分ほどで終わってしまった。

過去最短の探検だった。

 

あとがき

この日は、帰省ラッシュのピークに当たる日なので、

渋滞を避けるために、早めに帰ってきた。

しかし、あまりの短い探検に、アンヌ隊員は満足できない。

「これじゃ、物足りないわ。もっと行きたい」

(でも、渋滞がイヤだといったのはアンヌ隊員だよ)

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