ネーミングのすばらしい山。大菩薩嶺

2016年05月29日(日)

裂石ゲート 〜 丸川峠 〜 大菩薩嶺 〜  上日川峠 〜 裂石ゲート

 

我が隊で静かなブーム、大菩薩嶺に今回は丸川峠ルートで登る。

 

裂石ゲート前駐車場に

マイナー探検1号を駐車する。

(ここには15台くらい駐車ができる)

歩き始めは、少し林道を進む。

そして、ここからが今日の探検だ。

行くぞマイナールート探検隊!

登りの坂は、穏やか。

ちょっと丹沢っぽい感じがする。

道は明瞭で歩きやすい。

大木の存在を感じ

単調ではあるが、森の木々から

発せられる呼吸を感じながら

進んでいく。

岩場がある。

今日はのんびりハイキングの

つもりだったので、意外だ。

しばらく、登山道らしい道が続く。

スニーカーでは、厳しいかもしれない。

新しい道を作ったことを

伝える看板がある。

旧道を見ると、ほとんど道が残っていない。

移りゆく自然。はかなさを感じる。

丸川峠に近づくと

明るい森になる。

そして、丸川峠に到着。

草原の広がる美しいところだ。

丸川山荘の前にあるベンチで休憩。

分岐を大菩薩嶺に向かう。

草原の一本道を登る。

カラマツの繊細な葉が

青空に映えている。

大菩薩嶺は、とても人気のある山。

 

メイン登山道の落葉松尾根は、

いつもたくさんの人が登っている。

なぜ、こんなに人気があるのだろうか。

日本百名山だし、稜線からの展望もある。

それに、山頂まで時間もかからない。

人気の理由はいくらでもある。

だが私は、本当の理由は別にあると思う。

それは、山の名前だ。

 

大菩薩嶺という名前がかっこいいからだ。

まず、名前の漢字。

大 + 菩薩 + 嶺。硬い漢字だ。

 

そして発声したときの言葉の響き。

”だい、ぼさつ、れい”Day Bosats Ray !

クールな響きだ。

この山がもし「三角山」という

名前だったら、どうだろうか。

こんなに人気が出なかったかもしれない。

 

もちろんこれは根拠のない、

完全キリヤマ予測。

 

だが、 私はこの考えに自信がある。

(これもまた、根拠なし)

山頂まであと少しのところで、

マイナールートを発見する。

踏み跡をたどってみたいものだ。

だがここは、丹沢ではない。

危ない遊びは我慢だ。

標高が上がってくると、

コメツガがたくさんある。

 

「やまなしの森林100選」の

看板がある。

 

この「やまなしの森林100選」は

webで検索しても、うまくヒットしない。

(まだ計画中なのかな?)

シラビソやコメツガが多くなってくると

八ヶ岳の森に似た雰囲気になってくる。

大菩薩嶺の山頂に到着。

山頂は何もない。展望もない。

これぞ、三角山の名にふさわしい。

そして、山頂から少し離れたところに

展望地がある。

大菩薩嶺の名にふさわしい。

すばらしいところだ。

ここからは、 小金沢山連峰が一望できる。

この景色を見るだけでも、ここに来る

価値は十分にある。

下山は、人気の落葉松尾根。

皆の後について下って行けば、

登ってくる人々を上手くかわせられる。

 

離れずに、しっかりついていきましょう。

渋滞発生。これもまたよし。

福ちゃん荘に到着。

ここには公衆トイレがある。

さらにミズナラの森を下っていくと。

ロッジ長兵衛がある上日川峠に到着。

甲斐大和駅までのバスが

止まっている。

 

車両の横には、すばらしいペイントが

なされている。

そして、窓には自衛官募集ポスター。

続いて、裂石ゲートまでの

登山道を下っていく。

林道沿いの単調な登山道を

想像していたが、いい意味で裏切られた。

(悪い意味で裏切られると、どうなるのかな?)

 

森の中のすばらしい道だ。

これぞまさしくハイキング。

こうして、駐車場に到着。

楽しい探検だった。

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