由来は何だ?オモシロ岩7つ。奥秩父・乾徳山へ

2015年9月12日(土)

大平牧場 〜 扇平 〜 乾徳山 〜 水ノタル 〜 高原ヒュッテ 〜 

国師ヶ原 〜 大平牧場

 

先日行った奥秩父・西沢渓谷で

周囲の山々が素晴らしいことに

感動した我が隊は、さっそく

奥秩父の探検を計画。

そして候補に挙がったのが

乾徳山(2031m)だ。

 

web情報では、この山には

不思議な名前の岩があるという。

これは、ぜひ見てみたい。

よし、行くぞマイナールート探検隊!

 

ヤマレコに、GPS軌跡をアップしました

 

大平牧場の有料駐車場(800円)に、

マイナー探検1号を駐車する。

(駐車すると間髪を入れず、徴収に来た)

太平荘のわきを通り過ぎる。

太平荘は、宿泊できる雰囲気はない。

しかし、人は住んでいるようだ。

これから登る尾根が

青空のもとに見える。

やがて大きな看板がある。

ここを右折。その先には、

草原を横切るように道が続いている。

しばらく森の中を歩く。

道しるべがあるので、

迷わずに歩ける。

林道に上がったところに

乾徳山への登山道入り口がある。

 

ここから今日の探検が始まる。

行くぞマイナールート探検隊!

登りはじめは、丸太の階段。

その後は、穏やかな登り。

そして、また林道に出る。

ここからしばらくは、林道歩き。

木の実が落ちている。

動物が食べたらしく、中身がない。

道しるべに従って林道から離れて、

また登山道を歩く。

ツガ、カラマツなど

周囲の木々が美しい。

そして、林道を越えると、

ごつごつとした岩の間を

登っていく。

ここで、アンヌの主張。

カラマツの幹は、ピンク色である。

(茶色ではない!)

斜面の登山道から尾根に出ると

そこは、開けた広場だ。

そして、道は尾根沿いの登山道になる。

登山道は、森の木々に囲まれて、

緑の光に包まれている。

木々の間からは、周囲の山々が見える。

やがて、扇平というところに到着。

草原の緑がキラキラと輝いている。

乾徳山には、名前のついている岩が

7つある。そのNo.1、月見岩。

その名前は、月からこの岩が

見えるところに由来する。

(違うかもしれない)

月見岩は、後ろに回り込むと

簡単に登れる。

 

てっぺんから眺める草原の景色が

気持ちいい。

月見岩から少し進むと、岩のくぼみに

水が溜まっている岩、手洗石がある。

 

おそらく、悪いことに手を染めた人が

この石で手を洗うと思われる。

(悪いことから足を洗うのが先?)

ここから先は、

急な坂道になる。

岩が露出している合間を

縫うように登っていく。

岩には赤い矢印もあり、

本格的な登山という感じがするところだ。

見晴らしいいポイントで休憩。

 

眼下には、車を停めた太平牧場が見える。

さらに険しい山道を登っていくと

髭剃岩に到着。

人ひとり分、岩に隙間がある。

この岩が髭剃りなら、

二枚刃の髭剃りだ。

そして、岩の登りが始まる。

まずは、細い道を進む。

ちょっと高度感があるところを通過。

ここを下ってくるときは

少し怖いかもしれない。

次に、岩の隙間にあるハシゴを下る。

このハシゴがなければ、ここが登山道

であることがわからないだろう。

そして、最初の鎖場、カミナリ岩を登る。

 

日本には、カミナリを名前にした自然物が

多数ある。その由来は、日本の民間信仰、

雷神にある(と勝手に解釈)。

カミナリ岩は、テラスを越えると、

もうひとつ鎖場がある。

続いて、雨乞岩を通過。

 

こちらも日本の自然信仰

雨乞いに由来する(独自解釈)。

そして、胎内という岩。

雷や雨乞いとくらべて、独自性のある

ネーミングだ。

何でこんな名前がついているのか。

その由来を探るために、

胎内に潜ってみる。

奥まで潜ってみると先に光が見える。

岩を母の胎内に見立てているのだろう。

 

ここを通過する者は、新たなる生命となる

ということか。(妄想あり)

そして、迂回路もある乾徳山の難所、

頂上直下のクサリ場。

その名も、凰岩(おおとりいわ)。

飛翔する鳳凰に由来するこの岩は(妄想!)、

乾徳山、イチオシの岩場。

クラック沿いに設置されたクサリ。

足場があまりなく、手の力だけで登る。

 

でも、垂壁ではないので、

そんなに苦心しない。

ここは、ロープを出すつもりで

準備してきた。

でも、アンヌ隊員はロープなしでも

登れそうだというので、確保なしで登る。

無事にクサリ場を越えると、

乾徳山の山頂だ。

たまには、山看板の前でニコパチ。

アンヌ隊員も。

(逆光だ!)

もう一つ看板がある。

こちらは団体用かな。

山頂は混雑しているので、

さっさと下山する。

なかなか、岩々したルートだ。

といっても、特に難所はない。

ハシゴが設置されている。

(下っているんだよん)

もう一か所ハシゴ。

(下っているんだよん)

山頂の隣にあるピークが見えてくる。

振り返って乾徳山のピークを望む。

黒金山への分岐、水ノタルに到着。

ここからは尾根を離れて

斜面を下っていく。

かなり急こう配の道だ。

さらに、岩場の急斜面が続く。

ようやく斜面が終わって、

森の中の登山道になる。

きれいな森が続く。

さらに、続く。

けっこう長いな。

明るいところに出ると

高原ヒュッテと呼ばれている

避難所に到着。

室内は、とてもきれいだ。

バイオ・トイレもある。

とてもきれいなので、

建設されて間もないと思われる。

 

駐車場まで、林道歩き。

 

そして森の中の道を抜けて、

駐車場に到着。

楽しい探検に祝福を!

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