探検家の集会だ。敷地山に登れ

2014年4月27日(日)

玄倉 〜 敷地山

 

この日我が隊は、玄倉・敷地山に向かった。

敷地山は「山と高原地図」などの地図には

その名前が記載されていない、とてもマイナーな山だ。

 

この敷地山の山頂で、丹沢の探検家の集い、

ニカニカ集会が開催される。

今年もニカニカ集会に参加だ。

 

 

玄倉林道ゲート前の駐車スペースは満車。

少し離れたところにマイナー探検1号を

駐車する。丹沢湖に向かって歩いていく。(10:10)

玄倉林道から分かれて、

西丹沢県民の森の林道を進むと、

すぐに大きな橋がある。

松田警察署の設置した「安全登山四原則」を発見。

「ない」「四」の文字がまったく同じなので、

おそらく板に文字を切り抜いて、その上から

インクを塗る方法で制作された看板だろう。

 

橋を渡ってすぐに、河原に下りる道がある。

行くぞ、マイナールート探検隊!(10:15)

まずは、沢を渡る。

私は、飛び石で。アンヌは靴を

履きかえて渡る。

尾根の入り口に、道しるべがある。

ここから同角ノ頭までは、いくつもの

危険個所を越える。

いつかは行きたいと思っているコースだ。

敷地山の山頂まで、登山道はない。

だが、ここは丹沢山塊。

いつものように、踏み跡をたどる。

5分ほどで、稜線に到着。

ここからは、稜線にそって登っていけばいい。

しばらく登ると、シカ柵がある。

シカ柵を避けると稜線を外してしまう

ことがある。シカ柵を巻くときには、

稜線を睨みつけて登るのがよろしい。

ところどころに、階段が残っている。

ここには、管理道があったようだ。

最近はクライミングばかりやっていた。

今日は、数か月ぶりの探検だ。

久しぶりの探検で、気持ちがワクワクしている。

登り始めて、そろそろ1時間だ。

もう山頂が見えてきてもいいはずだ。変だな。

 

ニカニカ集会はすでに始まっている時刻だ。

あまり遅れると、まずいかな。

アンヌは時間のことなど気にしてない。

「新緑がきれいね」などと言って

ゆっくり登っている。

それにしても、まだかな。

まさか、違う山に登ってしまったか。

もし間違えていたら、皆になんて言い訳しようか。

やがてアンヌが騒ぎ始める。

「ちゃんと地図見てるの?」

「大丈夫だよ〜」

「間違えて他の山に登ってるんじゃない?」

(ギク!)大丈夫だよ〜」

「たどり着けなかったら恥ずかしいわ」

(ギク!!)もうすぐ…だよ〜」

 

そういうアンヌは、全然地図を見ていない。

私に任せっきりだ。

でも、そのことをアンヌにいうと

何千倍にも言い返されるだろう。

だから、黙っている。

 

賢者たる者、無益な争いはしない。

ゆえに私は賢者だ(たぶんハンサムだ)。

ゆえに、山頂はもうすぐだ。

 

こうして、敷地山の山頂に到着。(グッジョブ!)

山頂から少し北に向かったところで、

ニカニカ集会を発見。(11:28)

無事に到着できてよかった。

丹沢の探検家が集まるこのニカニカ集会は、

今回で13回目。いつものように楽しい時間を過ごす。

(主催のM−Kさん、そして皆さんに感謝します!)

 

下山は敷地山の南東尾根で。

(13:30)

メンバーは、レガーさん、shiroさん、MASAHIKOさん、

イガイガさん、ゼフィルスさん、ardbegさん。

皆についていけば、道迷いもせず安心だ。

 

ただし、この人たちは

まっとうな道を歩く人たちではない。

ああ、やっぱりこんなところに出たよ。

アンヌの苦手な、ザレた急斜面だ。

好きなところから下っていく。

みんな、実に楽しそうだ。

最後は、やせ尾根。

左側は、すっぱりとキレた崖。

こうして、玄倉の河原に出る。(14:10)

山頂から、40分ほど。

 

今日も楽しい探検だった。

共に過ごした皆さん、ありがとうございました!

 

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