ほらね、やっぱり北八ヶ岳でしょ。茶臼岳、縞枯山、雨池

 

2013年10月12日(土)〜13(日)

麦草峠 〜 茶臼岳 〜 縞枯山 〜 雨池 〜 麦草峠

 

やってきました、今年も。

八ヶ岳は、美しい!

白駒池

麦草峠に到着。(13:10)

白駒池の駐車場は、満車。付近には車があふれている。

 

駐車場に並ぶ車列、それを反対車線から追い抜く車、

そして、路上駐車。なんでもありの状態。

 

これはもはや、

オレ様のオレ様による、オレ様のための道。

リンカーン大統領も超えた王道だ。

 

麦草峠の駐車場はあきらめ、通過する。

八千穂高原へ少し下ったところ、諏訪門にある

駐車スペースに車を止める。(ここはなぜか?ガラガラ)

 

白駒池まで、木道のある自然歩道を歩く。

白駒池には、周囲を一周できる散策路がある。

湖畔にある白駒山荘に到着すると、

一舟の貸ボートが浮かんでいるのが見える。

 

ご年配の夫婦が乗っている、貸ボート。

先ほどから強風にあおられ、戻ってくることができないでいるようだ。

 

必死にオールをこぐ主人。それを見守る奥さん。

風がなぎた瞬間を狙って、すかさずオール全開。

すぐにまた強風で戻される。これを何度も繰り返している。

このまま戻れなかったら、どうなってしまうのか。

 

私はハラハラしながら見守っていると、ご主人は作戦を変更。

湖の真ん中ではなく、岸部に沿って舟を進め始める。

これはなかなか上手いやり方だ。いくらか風を防げる。

さらに、風が大きくなぎた瞬間を狙って、一気に舟着き場に向かう。

思わず、拳に力が入る私。今だ、頑張れ。

 

こうして、無事に帰還。(グッジョブ!)

何事もなかったように舟を降りる夫婦。

その表情には何かを達成した喜びが感じられる。

(ちょっとオーバーか)

 

私もチャレンジしたい。

きっとアンヌ隊員は、私にホレなおすに違いない。

そこで、アンヌ隊員に提案するが、彼女は

「30分、\OOO」を見てあっさりと却下。

続いて、青苔荘に到着。

ここでは、山菜そばを食べる。

油あげには、ご当地キャラクターの「コケ丸」が。

こうして、この日は麦草ヒュッテに宿泊。

素泊まりの大部屋だ。

私たちの他に、4組ほどが宿泊。

消灯前に就寝。

茶臼岳へ

翌朝、7時に麦草ヒュッテを出発。

茶臼岳に向かう。

ヒュッテ前の県道には、すでに路上駐車があふれている。

今日もこの付近は、オレ様の車により混雑するだろう。

茶水ノ池を通過して、

茶臼岳の登山道に進む。

木道もあり、歩きやすい道だ。

軽く登ると、中小場というところに到着。

ここは、少し森が開けて周囲が見渡せる。

続いて、少し急な坂を登る。

茶臼岳まで一直線に進んでいるこの道は、幅が広く、

道の中でジグザグに登ることができる。

ヒュッテから1時間ほどで、茶臼岳の山頂に到着。(8:20)

山頂広場は森に囲まれて、展望がない。

 

ここにザックをデポして、

道しるべにしたがって、近くにある展望地に向かう。

展望地からは、八ヶ岳連峰が見える。

そして、遠く南アルプス、北アルプスも。

この日は、強風であまりのんびりとできない。

さっさと記念写真を撮って、山頂広場に戻る。

縞枯山

続いて縞枯山に向かう。

鞍部に向かって、登山道はいったん下りになる。

しばらく歩くと、縞枯山の由来、

枯れ木地帯をぬける。

縞枯山への登りは、

シラビソの森の中を通る。

縞枯山の山頂に到着、と思ったら、

ここは展望地への分岐点だ。(9:00)

ザックをデポして、展望地へ向かう。

展望地は、大きな岩がゴロゴロしているところ。

大勢の人でにぎわっている。

 

風がとても強く、寒い。

岩陰に隠れてしばらく待っていると、

誰もいなくなった。

今がチャンスと、記念撮影。

ここからは、周囲の縞枯れ現象が

バッチリ展望できる。

雄大な自然をバックに、記念撮影。

このお立ち台は、遙か下にある麦草ヒュッテからも

人が立っているのが見える。

展望地を後に、縞枯山の山頂に向かう。

山頂に到着。(10:00)

周囲の縞枯れ現象が、青空をバックに

白く輝いている。

続いて、雨山峠に向かう。

雨山峠を右折。

大石川林道に向かって下る。

大石川林道では、シラビソ、カラマツ、シラカバなどの

樹林帯を鑑賞しながら、雨池に向かう。

雨池

大石川林道にある道しるべにしたがって、

林道から分岐を下っていくと、雨池に到着する。(11:30)

 

ここは、雨が少ないときは枯れてしまうらしい。

砂地を歩いて一周することもできるが、

我が隊は、森の中にある周回コースを進む。

北側の岸から、雨池を一望する。

周回コースは、シラビソやシラカバの樹林帯で

下草には笹原が広がる、とても美しいところだ。

雨池の南側からは、池を離れる。

木道のある湿地帯を進む。

そういえば、北八ヶ岳には木道が多くあるが、

「木道ばかりでつまらない」とは、あまり言われない。

(ミズバショウで有名な尾瀬もしかり)

 

笹原の上を歩く木道は、とても気持ちがいいからか。

登山道は、いったん大石林道に出て、

5分ほど歩くと、麦草峠への道しるべがある。

そこからまた、深い森の中の道になる。

道は、緩やかに登っている。

途中で木道が終わり、

岩がごろごろしたところを登っていく。

こうして、今朝の出発地点、

茶水ノ池まで戻ってくる。(14:00)

麦草ヒュッテの近くにある東屋から、茶臼岳を望む。

探検リストに戻る

このページのTOPへ