探検リストに戻る

 

マスキ嵐沢


2012年10月20日(土)。
マスキ嵐沢

出発前に、8の字結びを復習。

久しぶりだったので、私は結び方を忘れている。
いつものように、妻(アンヌ)は忘れていない。

なぜか妻は、ロープの結び方を忘れない。さらに、パズルや暗算など、
私がとても苦手とすることを得意とする。

私とは、頭のデキが違うらしい。

 

この日の天気は、曇り。マスキ嵐沢は、とても寒かった。
水流を避けて登る。

F2では、シャワークライミングになるところがある。
レインウェアを着ていても、袖口から冷たい水が入ってくる。

この時期の沢登りは、水流を避けることで、難易度が上がり、
夏とは違った楽しみ方ができる。

F3では、私がフリーで登り、上から妻を確保する。

手際よく準備しないと、だんだん寒くなってくる。
私は、なんにつけても完ペキにしたい(したいだけ)。
つい時間がかかってしまう。

そして時間がかかる上に、たいていはポカミスをする。
このときも、カラビナのロックを忘れていた。

私のようなアホには、自動ロック式が安全だ。

水流がなくなってくると、周囲の緑は少し紅葉している。

やがて分岐に差し掛かる。
ここには、いたるところにケルンが群れている。

前回来たときよりも増えているので、ここを通過する人たちが
少しずつ増やしていったのだろう。

イギリスのストーンヘンジを思わせるケルンもある。
倒木の上にもたくさんある。
どれ、我々もひとつ作っていこう。
完成した作品は、ひときわ気高い。
次の台風まではぜひ耐えて欲しい。
分岐のそばには、色彩鮮やかなキノコがある。
かなり大きい。マギー審司のでっかい耳くらいの大きさだ。
最後の滝、F7。

ここには、残置ハーケンが3箇所あり、
クイックドロー(ヌンチャク)の用意があれば、巻かずに登れる。
こうして、無事に権現山の登山等に到着。
いつものように、最高のポーズを決める。


丹沢には、いい沢がたくさんあるが、マスキ嵐沢はとくにすばらしい。

私たちが一番訪れている沢だ。

探検リストに戻る

このページのTOPへ