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雷木沢のF1に登りたい

2012年8月12日(日)、用木沢出合に駐車。
ここから雷木沢まで林道を行く。

目的のF1に到着。
まずは左側(右岸)から滝を巻いて登る。

そして、滝の落ち口にハーケンを打ち込み
ビレイ(確保)の準備だ。

この作業は、とても危険なので
近くの木に、自己ビレイをとっている。

下手なハーケン数打ちゃ…。ハーケンは4本使った。

そして、まず私が懸垂下降でF1を降りる。

最後の数メールは足が岩につかない、空中懸垂になる。
腕にキズを負いながらも、何とか下に到着。

次は妻(アンヌ)が下降する。大丈夫だろうか。

妻は、最後の空中懸垂でかなり大きく振られ、
岩に叩きつけられた。

 

ドン、という大きな音が響く。これはいかん!と思ったが、
ぶつけたのはオシリで、特にケガなくすんだ。

次に、いよいよ私がF1を登る。ビレイは下から妻がとる。

雷木沢F1の登攀したブログを見たことがないから、
もしかして、オレが初挑戦か?(それはないな)
体中にアドレナリンがみなぎってくる。

登る前は、途中で写真を撮ってもらおうと思っていた。
そのくらい、余裕があった。

登攀のルートは、水流の右側をとったが、途中からは
水流に沿った完全なシャワークライミングになる。

かなり難しい。

妻が声をかけてくる。
「レストポイントで、撮影するんじゃないの〜?」

とんでもない。休めるところは、まったくない。
一瞬でもロープを緩めないでくれ。緩められたら
恐くて気絶してしまう(オーバーか?)

こうしてF1の落ち口に無事到達。
やった、ついに目的達成だ。

ホイッスルで合図をして、ビレイ解除。
妻は巻き道で登ってくる。

ビレイの撤収を終え、F2へ、そして先に進む。

先週、雷木沢で撮影した、裸ヘルメット、裸ザック、
裸ハーネスの写真を公表したところ、反響が大きかった。

今回もぜひやりたい。しかし、妻が猛反対。
仕方がない。全裸はあきらめ、半裸で済ませることにする。

こうして、私がズボンを脱ぎ始めると、妻が

「ええ?そっち?」

やっぱりだめか。残念だが、脱ぐのは上にしよう。

 

雷木沢のF5の先は、水量も少なくなる。
ここから尾根に登り下山する。

車に到着すると、ぜいぜい夫妻が通りかかる。
夫妻はナメ棚沢を登ったらしい。
情報交換と記念撮影。お互いの健勝をたたえあった。
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